【レポート】 大盛況の声優オーディション最終選考会の受賞者がついに決定! 『アルケミアストーリー』の新情報も公開!

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 アソビモ株式会社は、開発中の『アルケミアストーリー(以下、アルスト)』に出演する声優オーディションの最終審査会を都内のイベントホールにて開催した。

 この声優オーディションは「東京ゲームショウ2015」のステージで発表されたもので、これまでに行なわれた二次審査を通過し、最終審査まで残った男性14人、女性16人の30人から、男性2名、女性2名の受賞者を決定するもの。
 受賞者は一般ユーザーも含めた来場者たちと4名の特別審査員の投票で決定するとのことで、当日は一般ユーザーが多く詰めかけ立ち見席までぎっしりの大盛況! あまりの人数に、MCのせいじろうさんが「みんなどこから来たの?」と来場者に問いかけると「山形から鈍行電車で!」「愛媛から!」と、遠方から来たユーザーたちに驚かされた。

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▲MCのせいじろうさん。オーディションからトークショウまで、軽快なトークで会場を沸かせていた。

 1人2分という短い持ち時間で様々なPRをみせてくれた最終審査参加者たち。声、体、小道具とすべてを使って、会場を楽しませようとする彼らのパフォーマンスは、見応えがあり、筆者が取材で投票する立場ではなかったからかもしれないが、純粋に楽しんでみられた。
 30人すべての参加者のPRを終えて、見事受賞を勝ち取ったのは、川村悠基さん、山本五郎さん、南さらさん、久木田かなこさんの4名。
 今回の受賞者たちは『アルスト』でプレイヤーのサポートキャラクターを務める“ヨメ(YOME:Your Own Meet Everyday=あなた自身の素敵な日常)”の声優を担当することになる。一緒に冒険に出かけるのを楽しみにしていて欲しい。

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▲受賞者とゲスト陣で記念撮影。左から、せいじろうさん(MC)、三森すずこさん(声優)、山本五郎さん、南さらさん、川村悠基さん、久木田かなこさん、関智一さん(声優)。

 今回のイベントでは、オーディションの他に、ぜんじろうさんと人気声優の三森すずこさんと関智一さんをゲストに招いてトークショウも開催。
 「ファンタジー世界でやりたい職業といえば?」というテーマで「赤ちゃんとか幼児がやってみたいです」答えた三森さんに、関さんが「それって職業ですか!?」とするどく突っ込む。まるでコントのようなテンポの良いトークに会場からは笑いが途切れることはなかった。
 また、三森さんと関さんは、すでに『アルスト』への出演は決定しているものの、まだ担当キャラクターを知らない(決まっていない)とのことで、オーディション会場で演じるキャラクターをカードで決定することに……。
「それで決めていいの!?」といいながらもカードを引いた関さん。“プレイヤーの友人、フェンダーク(なぜか一方的に主人公に絡んでくる男。見た目に寄らず口悪い)”とかかれたカードをみて、少しだけその場で実演。即興にもかかわらず、さすがの演技に会場は納得の空気にあふれた。

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▲盛り上がったトークショウ。ふわっとした三森さんに、ズバっと突っ込む関さんのいいコンビ?
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▲関さんが担当する友人、フェンダーク。口は悪いが気はいいヤツ。なぜか一方的に主人公に絡んでくる。
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▲こちらは三森さんが担当する魔王ちゃん、日給制のアルバイトでためたお金で谷底にお城を建てた健気な子(※6/21 初出時の誤った表記を修正いたしました)。

 また『アルスト』の新情報も公開。舞台となる4つの国とキャラクターが描かれた新たなビジュアルの公開をはじめ、世界観、戦闘システム、操作感など、様々な新情報が明らかになった。さらに、今回のイベントの来場者には、特別先行体験版も配布され、楽しみに待っているユーザーには思いもよらないプレゼントとなったようだ。

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▲新ビジュアル。4つの国の王と主人公キャラクターたちが描かれている。どのキャラクターがどの国の王なのかを想像すると世界観がみえてくるかも?
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▲横持ちの戦闘画面。両手で持って操作がしやすいようにボタンが画面の左右に配置されている。
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▲片手で操作するときは縦持ちで。画面がみやすいように整理されているのがわかる。
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▲バトル時は、あらかじめ選択して組んだスキルデッキから、ランダムで3個のスキルが左下に出現。スキルの発動には、ボタンに表示されている数値だけ体力が必要だそうだ。攻撃を食らっても体力が減るため、その兼ね合いがバトルのキモになるとのこと。ちなみに敵を倒すと体力は全回復する。
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▲独自の入力システムを搭載して、プレイしながらでもチャットなどのコミュニケーションがやりやすいようにするとのこと。おしゃべり好きには嬉しいこだわり!

 気になる配信日に関しては、9月に開催される「東京ゲームショウ2016」の頃にα版をリリースし、βテストを経て、年内には正式リリースまで持っていきたいとのこと。その頃には、この声優オーディションの受賞者たちの声も入っているはずだ。あと数ヶ月を楽しみに待ちたい。