『クラッシュ・ロワイヤル(Clash Royale)』3.23修正アップデートで、クラロワの勢力図はどう変わりそう?【編集部日記】

 編集部シライシです。
 今日は『クラッシュ・ロワイヤル』の話。

クラッシュ・ロワイヤル

 3月初旬のリリース以降、順調に人気を得ている『クラロワ』ですが、なんと早くもキャラクターバランス調整のアップデートが入ります。アップデートの実施は3月23日(水)の予定。
 海外では年初にリリースされているので、たまたま日本での稼働時間が短いスパンでのアップデートになったわけですが、それでもリリースから3ヶ月ほどでの調整になります。対戦ゲームとしては、フットワークの軽さはいいですね。

 カードごとの具体的な調整について、上方修正(強くなった)と、下方修正(弱くなった)に分けて挙げてみましょう。
 より具体的には、公式サイトの告知を確認してください。
バランス調整に関して (3/23) https://clashroyale.com/ja/blog/release-notes/balance-changes-coming-3-23

◆上方修正

  • アイスウィザード:ダメージ5%アップ
  • バルキリー:ヒットポイントとダメージを10%アップ
  • ロイヤルジャイアント:ダメージを20%アップ
  • ジャイアント:ダメージを5%アップ
  • ポイズン:ダメージを5%アップ
  • 三銃士: コストを10から9へ変更
  • アーチャー: 最初の攻撃がすばやくなるよう修正 (槍ゴブリンと同様)
  • エアバルーン: ヒットポイントを5%アップ
  • ネクロマンサー: ダメージを5%アップ

◆下方修正

  • 巨大クロスボウ: 射程を13から12へダウン
  • テスラ: 攻撃速度を0.7秒から0.8秒へ、稼働時間を60秒から40秒へ
  • 大砲: 稼働時間を40秒から30秒へ
  • プリンセス: ヒットポイントを10%ダウン
  • プリンス: 突撃スピードを13%ダウン
  • ダークプリンス: 突撃スピードを13%ダウン

◆上方・下方とも修正

  • レイジ:移動スピードと攻撃スピードのブースト率を35%から40%へ上方修正、効果時間を20%下方修正

 

 多くの修正は「トップレベルのプレイヤーにどれだけ使われているか」で決定されたようです。あまりにもトップレベルで使われていないカードは強くしよう、というのがメインですね。
 日本のプレイヤーのほとんどは初級~中級者になると思いますので、全カードの修正が影響するわけでもないかもしれませんが、序盤から終盤まで長く使われるカードについては、かなり大きな影響を受けるでしょう。

 中級者までのプレイヤーにとって、下方修正で大きく影響しそうなのは、プリンスとテスラですね。
 プリンスは非常に多くのプレイヤーに使用されるユニットで、対策しなければ単独でタワーを破壊できる力があるので、攻撃のメインにしている人も多いはず。今回の修正で突撃スピードがかなり遅くなるので、防御側は目の前にユニットを出してストップしやすくなります。

クラッシュ・ロワイヤル
▲序盤からトッププレイヤーまで、使用率ナンバーワンというプリンス。

 テスラは、入手できるタイミングにおいては、かなり厄介に感じる建造物です。開発チームが「明確な弱点がない」という通り、非稼働時は引っ込んで呪文を避けるので、相手にすると実に面倒。今回の修正で「防衛はとりあえずテスラ」という状況は回避されると思われます。

クラッシュ・ロワイヤル
▲鉄壁の防御となるテスラも、脅威がやや収まりそう。

 上方修正で変わりそうなのは、アーチャー、バルキリー、ネクロマンサー。特にネクロマンサーは、初期スーパーレアで入手可能ながら、コスト5にしては使い勝手がイマイチなので、どう使ったらいいのか困った人も多いはず。修正でのダメージアップはおそらく本体からの攻撃にかかると思われるので、対空ユニットとしての強さもアップするかと思われます。

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▲クラロワTVではほとんど見ることのなかったネクロマンサーも活躍の予感?

 修正で明日からの戦場がどうなるか、ネクロマンサーを手元で腐らせている自分は楽しみでなりません!