トップクリエイターたちによるPVの集客効果を実感。小説ファンだけでなくアニメファンにもリーチ。
株式会社河出書房新社は、ミリオンセラー作家・山田悠介氏の4年ぶりの書き下ろし長編小説「僕はロボットごしの君に恋をする（以下、僕ロボ）」を2017年10月21日（土）に発売。売り上げが好調なことを受けて、発売後10日という現代では異例の速さで重版が決定したことを発表した。
僕ロボは「刊行前に小説のプロモーションアニメ（PV）を制作する」という出版業界初の試みを実施。「“僕ロボ”プロジェクト」と名付けられた、その試みの主旨に賛同した各界のトップクリエーターたちによって「“僕ロボ”アニメPV」が制作され、10月6日よりショートバージョンが一般公開されていた（アニメーション制作：A-1Pictures／キャラクターデザイン：loundraw／テーマソング：THE SxPLAY（菅原紗由理）／出演声優：入野自由、花澤香菜、木内秀信）。
そのショートバージョンPVの完成度が「プロモーションアニメの域を超えてる」と話題となり、インターネットを中心に注目を集めていたという。
そのPVのフルバージョンを「僕ロボ」の発売日10月21日（土）から期間限定で全国の書店約1900店舗の店頭で公開することを告知すると、著者のファンはもちろん、アニメファンまでもが発売日当日に書店集結。集客施策として絶大な効果を発揮したようだ。このプロジェクトは、出版業界という枠を超えて集結したトップクリエーターたちの作品が、出版業界の大きな起爆剤となる可能性を秘めていることがわかる取り組みとして、現在も注目を集めている。
“僕ロボ”アニメPVのフルバージョンは、次なる展開に向けて11月1日（水）正午からWeb上で一般公開もされている。
書籍情報
書名：僕はロボットごしの君に恋をする
著者名：山田悠介
発売日：2017年10月21日
本体価格1000円（税別）
ISBN：9784309026107
体裁：46判/256頁
特設サイト： http://www.kawade.co.jp/bokurobo/
あらすじ
2060年、三度目のオリンピック開催が迫る東京で、人型ロボットを使った国家的極秘プロジェクトが進んでいた。プロジェクトメンバーの健は、幼なじみで同僚の陽一郎、そして彼の妹の咲に助けられながら奮闘する。ところが、咲の勤務先にテロ予告が届き事態は急変した。目的を達するために、はてしなく暴走する研究者の狂気。はたして健は、テロを防ぎ、想いを寄せる咲を守れるのか？そしてラストに待ち受ける衝動と、涙の結末は？男の打った最後の一手が、開けてはいけない扉を開ける！
