エクストリーム、各事業で利益が伸ばせず営業利益35%減の1億円。平成30年3月期第2四半期決算。

エクストリーム

ゲーム関連事業で一部タイトルの売上高の未達、協業開発サービスの受注損失により利益損失が発生。

株式会社エクストリーム(以下、エクストリーム)は、平成30年3月期第2四半期決算を11月14日(火)に発表。平成30年3月期第2四半期の連結業績は、売上高16億2900万円(前年同期比0.5%増)、営業利益1億5000万円(同35.2%減)、経常利益1億5000万円(同32.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益9000万円(同35.8%減)となった。

エクストリーム平成30年3月期第2四半期決算 エクストリーム決算概要

経営成績に関する説明

ゲームなどのエンターテインメント系企業や金融・商業・サービス業などの企業へ向け、人材ソリューション・受託開発を行うソリューション事業、ゲームコンテンツの企画・開発・運営及びラインセンスビジネスを行うコンテンツプロパティ事業を引き続き積極的に展開し取り組んできたと発表。

上記の結果、売上高16億2962万円(前年同四半期比0.5%増)、営業利益1億5031万円(同35.2%減)、経常利益1億5047万円(同32.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益9061万円(同35.8%減)となった。

事業毎の業績は、以下。

ソリューション事業
主にスマートフォンアプリ、ゲームなどのエンターテインメント系企業や金融、商業、サービス業などの企業に対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った社員が直接顧客企業に常駐し開発業務を行なう人材ソリューションサービスと、社員が直接顧客企業に常駐、開発業務を行う場合と案件を持ち帰り、開発~納品~保守・運用を行なう受託開発サービスの2種で構成。

当第2四半期連結累計期間においては、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要に支えられ、受注が安定的に推移。人材ソリューションサービスにおいて、2123プロジェクトが稼働したとのこと。

以上の結果、売上高は16億1316万円(前年同四半期比2.4%増)、セグメント利益は3億8196万円(同16.0%減)となった。

エクストリームソリューション

コンテンツプロパティ事業
ゲームサービス、ライセンスサービス、協業開発サービスの3種で構成され、当第2四半期連結累計期間は、ゲームサービスに注力。

ゲームサービスにおいては、既存タイトルである『つみにん~うみにん大サーカス』『フルーツ・フォレスト』『バトルドラゴン いにしえの財宝』『ミステリーハート 琥珀の心臓』を引き続き運営。

ライセンスサービスは「PROJECT EGG(レトロゲームダウンロードサービス)」にて、保有IPである『改造町人シュビビンマン2』の配信が開始。

協業開発サービスでは、大手ゲームパブリッシャーから開発案件を受注。

一方、ライセンスサービスについては利益を確保したが、ゲームサービスにおいて一部タイトルの売上高が計画を下回ったこと、協業開発サービスで受注損失が発生したことで、セグメント損失が発生したとのこと。

以上の結果、売上高は1938万円(前年同四半期比58.9%減)、セグメント損失は305万円(前年同四半期はセグメント損失924万円)となった。

エクストリームコンテンツ

平成30年3月期の業績予想に関して、平成29年5月12日公表の平成29年3月期決算短信から変更はないとのこと。

関連サイト

株式会社エクストリーム公式サイト
平成30年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成30年3月期第2四半期 決算説明資料

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