アエリア、『A3!』の好調により営業利益23億円の大幅な黒字転換。平成29年12月期第3四半期決算。

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前期赤字が『A3!』のヒットにより大幅黒字へ。ITサービスに関しても収益を安定獲得。

株式会社アエリア(以下、アエリア)は、平成29年12月期第3四半期決算を11月14日(火)に発表。平成29年12月期第3四半期の連結業績に関しては、売上高97億200万円(前年同期比123.5%増)、営業利益23億8800万円、経常利益24億3900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益15億200万円となった。

アエリア業績

経営成績に関する説明

ITサービス事業をコア事業として、安定した収益基盤を強化。

コンテンツ事業に関して、スマートフォン・タブレットなどのモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業を強化するとともに、子会社各社の強みを生かし、これまでのマス・マーケットからターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤を作り、多様化する顧客ニーズに合ったサービスの提供に努めてきた。

以上の結果、売上高97億286万円(前年同期比123.5%増)、営業利益23億8847万円(前年同期は営業損失1億2395万円)、経常利益24億3966万円(前年同期は経常損失4698万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益15億243万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億5176万円)となった。

セグメント毎の業績は、以下。

ITサービス事業
電子出版に特化したアフィリエイト事業を行う株式会社ファーストペンギン、データサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を獲得。

上記の結果、売上高34億7328万円(前年同期比19.6%増)、営業利益4億88万円(同63.7%増)となった。

コンテンツ事業
スマートフォン・タブレット向けゲーム並びにオンラインゲームの開発、配信及び運営、並びにドラマCDやボイスCD、キャラクターグッズの販売などを行なっている。スマートフォン向けゲーム『A3!(エースリー)』の収益が好調に推移したことにより、売上高、営業利益が増加した。

上記の結果、売上高63億677万円(前年同期比321.6%増)、営業利益20億5181万円(前年同期は営業損失3億5080万円)となった。

連結業績予想などの将来予測情報に関しては、平成29年8月14日に公表した「通期業績予想の修正に関するお知らせ」から変更はないとのこと。

関連サイト

株式会社アエリア公式サイト
平成29年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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