【名作レビュー】モテてモテてモテまくりたい! 『ガールフレンド(仮)』ならそんな夢が叶うんです! 

 かわいい女子たちにモテモテになる……それは男ならだれでも一度は夢見ること。そんな憧れが叶う、学園恋愛ゲームがある。それが『ガールフレンド(仮)』だ! 


◆女の子に囲まれたモテモテライフがキミの目の前に! 

『ガールフレンド(仮)』は、学園生活を舞台にした恋愛シミュレーションゲームだ。プレイヤーは聖櫻学園高等部に通う男子生徒となって、さまざまなガール(女の子)たちと出会い、交流を深めながら学園ライフを送っていく。さらに女の子と一緒にゲーム内の通貨である「ガル」を稼ぐアルバイトや、ライバル男子として現れるほかのプレイヤーとのバトルといった、さまざまなイベントも待ち受けているのだ。

 ゲームの基本的な流れを説明しよう。プレイヤーが目指すのは、学園一の最強モテ男子となって、ガールフレンドたちと楽しい学園生活を送ること。そのためにも、まずは登校と呼ばれるクエストを進めて経験値やガルを獲得しつつ、女の子をゲットしていく。女の子は、登校途中に出会ったり、キューピットにお願い(いわゆるガチャ(をしたりすればゲットできる。お気に入りの女の子は、自分の本命の女の子として特別に設定することも可能だ。

▲登校中には、女の子たちが話しかけてくる。フレンドリーな女の子たちの態度に思わずドキッとしてしまう。


 集めた女の子で理想のセンバツメンバー(いわゆるデッキ)を編成したら、クラスランキング上位を目指してライバル男子とのバトルに挑もう。バトルは、センバツメンバーの応援力(攻撃力や守備力のようなもの)の大小で勝敗が決まり、勝利すれば「メンズpt」とガルを獲得できる。メンズptは、言わば数値化されたイケメン度のようなもの。その数が多ければ多いほど、イケメンモテ男子として認められ、クラスランキングの上位者になれる。また、上位に入賞すると、報酬としてさまざまなアイテムがもらえる。プレイヤーたちはアイテムと自分のイケメンっぷりを懸けて、バトルに挑むのだ。ガールフレンドたちの声援を受けてランキング上位入賞を果たし、自分の魅力が認められればモテ男子気分だ。

▲バトル中は、女の子たちが持つさまざまな特殊効果が発動する。効果の組み合わせを考えたセンバツメンバー編成も勝利には必要だ。


◆声に姿に萌えまくり! 魅力的すぎる女の子たち

 このゲームの最大の魅力、それはやはり、登場する女の子たちだろう。イラストレーターのQP:flapper氏がデザイン原案を担当した女の子たちは、その見た目からしてとてもかわいらしいのだが、彼女たちの魅力をさらに引き立てている要素がある。それは声だ。キャッチコピーの”耳で萌える学園恋愛ゲーム”が示す通り、ゲームに登場する一定以上のレアリティの女の子には、豪華女性声優陣が担当したボイスがついてくるのである! 

『ガールフレンド(仮)』に参加している声優陣は、その数なんと総勢80名以上! 悠木碧さん、阿澄佳奈さん、伊藤かな恵さん、桑島法子さん、佐藤利奈さん、新谷良子さん、洲崎綾さん、竹達彩奈さん、丹下桜さん、戸松遥さん、堀江由衣さん、……といった具合に、若手からベテランにいたるまでこの豪華さである(挙げた名前の数が多めなのは、筆者がなかなか絞り込めなかったから)。各キャラクターのボイスの数は限られており、全編フルボイスというわけではないが、むしろここぞというタイミングで話しかけられた場合の破壊力がすごい。かわいかったり、セクシーだったりとバラエティに富んだガールフレンドたちの声を聞けば、キャッチコピーの通り、耳が萌えまくってしまうはずだ。

ここぞという場面で聞くのもいいが、彼女の声はいつでも聞きたくなるのが男の性。マイページでは、本命ガールやセンバツに登録した女の子のボイスをいつでも聞ける。


◆すべての要素は恋愛に通ず! 

 ゲーム内のさまざまなシステムが恋愛関連の出来事に統一されているのも、『ガールフレンド(仮)』の特徴だ。たとえば「デート」や「進展」といった、恋愛には欠かせないイベントも、ゲーム内にしっかり取り入れられている。

「デート」はデートチケットというアイテムを消費して、1日につき女の子をひとりだけデートに誘えるというもの。デート当日に約束をした相手をセンバツメンバーに加えると、バトルを有利に戦えたり、バトル終了時に女の子からひと声かけてくれたりする。

▲デートに誘う際は、相手との電話シーンが入る。自分が電話をしているわけではないのに、女の子をデートに誘うあのドキドキ感はバッチリ感じられるのが不思議だ。


「進展」は、同じ女の子のカードを2枚使用して、相手との仲を進展させるというもの。いわゆる「合体」で、自分との仲が進展した女の子は、絵柄が変化し、応援力もアップする。女の子との距離がより近づいていく感覚を味わえる。

▲仲が進展した女の子たちは、薄着になったり、部活のユニフォームを着てくれたりと、さまざまな姿を見せてくれるようになる。彼女たちの新たな一面に、思わず頬がほころんでしまう。


◆日常生活にこそ、女の子の魅力は潜んでいる

 登校やバトルをこなして専用ゲージを貯めると、女の子たちとの日常生活をギャルゲーのようなストーリー仕立てで楽しめる「聖櫻学園劇場」を観られる。これは複数のエリアで構成されており、各エリアごとにメインとなる女の子が変わる。ボリュームたっぷりの話を読み進めれば、彼女たちのさらなる魅力に触れられるはずだ。

▲ストーリーではいろんな女の子が登場して、賑やかな会話劇を繰り広げる。女の子たちの意外な姿に驚かされるかも!?

▲劇場のストーリー中には、特別なイラストが見れる場合もある。登校中やバトルでは見られない、彼女たちの魅力を堪能しよう。


 各ストーリーの最後には、メインの女の子から「お呼び出しメール」が届き、これに応えると、相手と一対一の会話を楽しめる。この会話中は、さまざまな選択肢が出現。正しいものを選ぶと、女の子の好感度が上昇する。モテ男子の名に恥じないよう、女の子をしっかり喜ばせてあげよう。

▲お話中の出来事や自分(ガール)に対する印象など、選択肢ではさまざまなことを聞かれる。モテ男子らしく真摯に応えて、好感度を上げよう。


◆ここでしか味わえない、最高の学園生活! 

 今回は女の子との恋愛関係をメインに見てきたが、ほかのプレイヤーとともに部活動を作り、一緒に学園生活を楽しむといったソーシャル要素もしっかり用意されている。メインとなるのはあくまで恋愛要素ではあるものの、さまざまな方法で理想の学園生活を楽しめるということこそが、『ガールフレンド(仮)』の醍醐味なのだ。女の子たちとひたすらイチャイチャするのもよし。仲間たちと彼女自慢を繰り広げるもよし。アナタだけの学園生活を存分に味わってみてほしい。
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