KADOKAWA、2017年国内家庭用ゲーム市場規模は130%増の3917.5億円(ファミ通調べ)。

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ソフトとハードの双方で前年の市場規模を上回るのは11年ぶり。2018年もNintendo Switchを筆頭に好調な推移が期待される。

株式会社Gzブレインは、2017年の国内家庭用ゲーム市場規模が昨年対比130.8%の3917.5億円になったと発表。

2017年国内家庭用ゲーム市場規模

本データは、ファミ通調べによるもので、2016年12月26日~2017年12月31日の期間を対象に集計されたもの。市場規模についてはハードとソフトの価格の合計値となっている。

2017年は、大ヒットしたNintendo Switchがハード市場を大きく牽引。ソフト市場もプレイステーション4(以下、PS4)とニンテンドー3DS(以下、3DS)を中心に、前年を上回る売上げとなった。ハードとソフトの両方が、前年の市場規模と比較してプラスになるのは、2006年以来11年ぶりとのこと。

年間ソフトランキングトップは、200.4万本を販売した『ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーン』であり、ドラゴンクエストシリーズ最新作の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』に関しては、2機種合計で308.1万本を記録し、タイトル別合算だと2017年最多の売り上げになった。

2017年は7本のタイトルが100万本を突破し、2016年の2タイトルと比較すると大きく増加。年間ミリオンヒット7本は、2010年に達成して以来の7年ぶりとなった。

2017年3月3日に発売されたNintendo Switchは、本体を340.7万台販売し、年間ハード販売台数において首位を獲得。ソフトに関しても、年間2位の『スプラトゥーン2』が175.2万本を販売したことを筆頭に、3タイトルがミリオンに到達した。

2018年は引き続きNintendo Switchが市場を牽引することが期待されており、PS4に関しても1月26日に発売が予定されているモンスターハンターシリーズの新作『モンスターハンター:ワールド』に注目が集まっている。

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