KADOKAWA、「第24回電撃小説大賞」受賞作品3タイトルを3月10日に発売。

KADOKAWA

5088作品の中から金・銀賞に選ばれた受賞作品を発売。電撃小説大賞特集サイトでは試し読み版を公開中。

株式会社KADOKAWAとアスキー・メディアワークスは、2017年10月に発表した小説公募新人賞「第24回電撃小説大賞」の受賞作品のうち、金・銀賞を獲得した小説3タイトルを3月10日(金)に電撃文庫より発売する。

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(C)AYA HAZUKI 2018 (C)JOYO NISHI 2018 (C)SHINJI COBKUBO 2018

「電撃小説大賞」はKADOKAWAとアスキー・メディアワークスが次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的に主催する「電撃大賞」の小説部門賞のこと。2017年に開催した第24回には5088作品の応募が寄せられた。

今回発売されるのは、金賞を受賞した『Hello,Hello and Hello(著者/葉月 文 イラスト/ぶーた)』と『世界の果てのランダム・ウォーカー(著者/西 条陽 イラスト/細居美恵子)』、銀賞を受賞した『錆喰いビスコ(著者/瘤久保慎司 イラスト/赤岸K 世界観イラスト/mocha)』の3タイトル。

現在、「第24回電撃小説大賞」特集サイトでは試し読みも可能もできる。

書籍概要

第24回電撃小説大賞《金賞》受賞作 『Hello,Hello and Hello 』

電撃文庫

(C)AYA HAZUKI 2018

著者:葉月 文
イラスト:ぶーた
定価:本体610円+税
発売日:2018年3月10日
ページ数:312ページ
ISBN:978-4-04-893612-5
内容
いつだって、この出会いは必然だった――。
「ねえ、由くん。わたしはあなたが――」
初めて聞いたその声に足を止める。学校からの帰り道。中学のグラウンドや、駅前の本屋。それから白い猫が眠る空き地の中で、なぜだか僕のことを知っている不思議な少女・椎名由希は、いつもそんな風に声をかけてきた。
笑って、泣いて、怒って、手を繋いで。僕たちは何度も、消えていく思い出を、どこにも存在しない約束を重ねていく。
だから、僕は何も知らなかったんだ。由希が浮かべた笑顔の価値も、零した涙の意味も。たくさんの「初めまして」に込められた、たった一つの想いすら。
――これは残酷なまでに切なく、心を捉えて離さない、出会いと別れの物語。

第24回電撃小説大賞《金賞》受賞作 『世界の果てのランダム・ウォーカー』

電撃小説

(C)JOYO NISHI 2018

著者:西 条陽
イラスト:細居美恵子
定価:本体630円+税
発売日:2018年3月10日
ページ数:328ページ
ISBN:978-4-04-893614-9
内容
世界を知りたいヨキと、世界を愛するシュカ。二人が織りなす、少し不思議な物語。
 深く、広い世界。その全てを知ろうと、天空国家セントラルは各地に調査官を派遣していた。調査官であるヨキとシュカは、多大な個人的興味と、小指の先ほどの職務への忠誠心を胸に、様々な調査をする。これは二人が世界を巡り、人々と出会い、(時々)謎を解き明かす物語である。
「――とかいって、なんか凄く良い話みたいだね、ヨキ」
「どうでしょうね。僕はシュカ先輩が真面目に仕事をしてくれるなら何でもいいですけど」
 凸凹調査官コンビによる、かけがえのない時間をあなたに。

第24回電撃小説大賞《銀賞》受賞作 『錆喰い(さびくい)ビスコ』

アスキー

(C)SHINJI COBKUBO 2018

著者:瘤久保慎司
イラスト:赤岸K
世界観:イラスト/mocha
定価:本体650円+税
発売日::2018年3月10日
ページ数:376ページ
ISBN:978-4-04-893616-3
愛する人を救うため、滅びの錆を強弓が貫く。疾風怒涛の冒険譚!
 砂と錆が覆う死の大地にキノコを咲かす最強のキノコ守り・赤星ビスコ。城砦都市・忌浜で愛される美貌の少年医師・猫柳ミロ。少年達は、いかなる錆もたちどころに溶かし、健康を取り戻すといわれる伝説の霊薬キノコ《錆喰い》を求め、波乱の旅に飛び出す。二人の少年の出会いが、《錆喰い》が死を運ぶ世界を動かす――!?

関連サイト

株式会社KADOKAWA公式サイト
アスキー・メディアワークス公式サイト
電撃文庫公式サイト
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「第24回電撃小説大賞」特集サイト

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