文藝春秋、「八咫烏シリーズ」のコミカライズ「烏に単は似合わない期間限定特別版」を発売。

特別版にはコミカライズ0話を収録。コミカライズ本編はマンガアプリ＆WEB「コミックDAYS」で6月より連載開始。

株式会社文藝春秋は、「八咫烏シリーズ」のコミカライズを記念して、『烏に単は似合わない　期間限定　描き下ろしイラスト＋コミック0話収録　特別版』を発売する。

「八咫烏シリーズ」は、人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を飛びまわる和風ファンタジーシリーズで、平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の御子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたちや、周到に仕掛けられた謎、日本神話に通じる壮大な世界観が人気の作品だ。

松本清張賞を受賞してデビューした作家阿部智里氏が毎年一冊刊行を続け、2017年に発売した『弥栄の烏』で第一部が完結した。

今回、本シリーズの第1巻『烏に単は似合わない』のコミカライズが、マンガアプリ＆WEB「コミックDAYS」にて2018年6月23日から隔週で連載することが決定。

連載開始に先駆け、原作小説にコミカライズを担当する松崎夏未氏の描き下ろしイラストと、コミック0話を収録した期間限定特別版を発売する。

本件に関して原作者である阿部氏とマンガを担当する松崎氏が以下のコメントを発表した。

原作者　阿部智里氏
「小説をそのまま絵にしただけでは、きっと、面白い漫画は生まれません。ですが松崎さんなら、ひとつの漫画作品として完成された『烏に単は似合わない』を見せてくれるものと確信しています。漫画と小説、異なるジャンルではありますが、同じ創作者として尊敬できる方にコミカライズして頂けることを、心から幸せに思っております」

マンガ家・松崎夏未氏
「原作ファンの皆様にも、この機に初めて八咫烏シリーズに出会う皆様にも、漫画で描かれる『単』の世界に魅力を感じていただけるようなページを1枚でも多く作ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします」