PUBG株式会社がEpic Games『FORTNITE』に提起した著作権訴訟を取り下げ。

Epicgameサイト

世界1位&2位のバトルロイヤルゲームに関わる法的紛争が収束。海外ニュースサイトBloomBurgが報道。

アメリカのニュースサイトBloomBurgによって、PUBG株式会社がEpic Gamesに対して提訴していた著作権訴訟を取り下げられたことが、6月27日に明らかになった(参考URL:BloomBurg記事※英語)。

PUBG

バトルロイヤルゲームの先駆けともいえる『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』。

この訴訟は、2018年1月に、Epic Gamesの『FORTNITE』のバトルロイヤルモードが、ゲームUIや武器の種類など、複数箇所において『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』の著作権を侵害していると、PUBG株式会社がソウル地方裁判所に著作権侵害禁止仮処分申請訴訟を起こしたものだ。

人気バトルロイヤルゲームに関わるこの訴訟は大きな話題となり、この先の展開に注目が集まっていたが、6月25日になってPUBG株式会社がEpic Gamesの弁護士に対して訴訟の取り下げを伝え、すでにソウル地方裁判所のサイトでも、この訴訟の確認ができない状態だという。

訴訟取り下げの理由については明らかになっておらず、PUBG株式会社は「現在取り下げた理由をまとめていて、後日発表する予定」とのこと。

ちまたでは、Epic Gamesが『PUBG』で使っているゲームエンジン「Unreal Engine4」の開発社であるためトラブルを避けたという話や、Epic Gamesの株の48%以上を保有する中国企業テンセントが、現在PUBG株式会社の親会社であるBlueholeの株10%を買収するために投資家との交渉を進めており、それが何かしらの影響があったなど、様々な憶測も出ている。

『PUBG』と『FORTNITE』は、現在(2018年6月)のオンラインゲームの売り上げランキングでも世界1位と2位を争っている人気タイトルであることは間違いなく、これで法的な争いが収束しユーザーが安心して遊べるようになることを願いたい。

Fortnite

『FORTNITE』は、Nintendo Switchでのリリースが話題になったが、先日、パッチV4.5もリリースされ、ますます盛り上がりが期待されている。

関連リンク

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