エディア、収益基盤強化のための開発・先行投資で営業損失1億円。平成31年2月期第1四半期決算。

エディア

ゲームやライフエンターテインメントサービスの安定により、売上・利益面が改善傾向。子会社のティームエンタテインメントが収益に貢献。

株式会社エディアは、2018年7月13日に平成31年2月期第1四半期決算を発表した。当期売上高は3億3600万円、営業損失は1億600万円、経常損失は1億2500万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億2600万円だった。

エディア決算 エディアサマリー

経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間については、既存サービスが安定して拡大し、売上、利益共に改善傾向にあると発表。

ゲームサービスでは、前事業年度に引き続き、タイトルポートフォリオの変革を図り、収益基盤を拡大すべく新規タイトルの開発に集中。本格3DサイバーパンクRPG『BALDR ACE』、香港・台湾で人気の美少女×ロボシミュレーションRPG『魔法軍團WarLocksZ』の事前登録の開始など、当事業年度内のリリースに向けて開発を行なっている。

エディアサイバーパンク エディアRPG

ライフエンターテインメントサービスは、AppStore、Google Play向け本格ナビゲーションアプリ『MAPLUS+声優ナビ』で、アニメ「けものフレンズ」から「どうぶつビスケッツ」と「PPP」のキャラチェンジセットを追加。音楽ゲームアプリ『SHOW BY ROCK!!』では、ニコニコ生放送の特別企画や、アプリ連動企画など、再成長に向けた施策を継続している。

エディア既存サービス

2018年2月に子会社化した株式会社ティームエンタテインメントによるコンテンツコラボレーションカフェ・グッズサービスでは、2018年3月に新店舗『mixx garden(ミックスガーデン)』を池袋にオープン。人気IPタイトル「スタンドマイヒーローズ」「血界戦線 & BEYOND」とのコラボカフェを実施し、音楽レーベルサービスとあわせて収益に貢献した。

エディアコラボカフェ

既存サービスや新サービスの展開によって安定した収益計上があるものの、収益基盤の拡大に向けた積極的な開発と先行投資により費用が増加。利益を圧迫した。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は3億3677万円、営業損失は1億623万円、経常損失は1億2538万円、四半期純損失は1億2611万円となった。

連結業績予想は、平成30年4月12日付で発表した「平成30年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の内容から変更はないとのこと。

関連サイト

株式会社エディア公式サイト
平成31年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月期第1四半期決算説明資料

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