フリュー、プリントシール機全体のプレイ回数増加で営業利益7.4億円。2019年3月期第1四半期決算。

フリュー

ゲーム事業はTVアニメ「ゆるキャン△」のBlu-ray・DVDの発売で売上が増加し、スマホゲームの開発やPR費の見直しで営業損失が減少。

フリュー株式会社は、2019年3月期第1四半期決算を8月9日に発表した。当期連結売上高61億2400万円(前年同期比3.7%増)、営業利益7億4100万円(同1.2%減)、経常利益7億4000万円(同0.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億9900万円(同0.7%増)だった。

フリュー決算

経営成績に関する説明

プリントシール事業
2018年6月に新機種「PINKPINKMONSTER(ピンクピンクモンスター)」を発売。キャンペーンなどの販促活動や、直営店「girls mignon(ガールズミニョン)」の新規出店などを積極的に行ない、プリントシール機全体のプレイ回数は堅調に推移した。

上記の結果、売上高は20億1700万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は2億5200万円(同28.2%増)だった。

コンテンツ・メディア事業
プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の入会促進施策と継続利用促進施策を実施したことで、2018年6月末で有料会員数は159万人になった。WEBマガジンやメール広告「プリアドメール」、カラーコンタクトレンズの販売などは堅調に推移した。

上記の結果、売上高は21億500万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は10億4300万円(同3.4%減)だった。

キャラクタ・マーチャンダイジング事業
多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行なったが、前期主力商品を上回る版権の獲得に至らなかったことで、前年度の売上を下回った。

上記の結果、売上高は10億5900万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は4500万円(同20%減)だった。

ゲーム事業
PlayStation4向けオリジナルタイトル『Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ』を発売。また、人気TVアニメ「ゆるキャン△」のBlu-ray・DVDの発売などで売上が伸長した。スマートフォン向けゲームを中心として、開発費や広告宣伝費などの費用の見直しを行なったことで、営業損失は前年同期と比べて縮小した。

上記の結果、売上高は8億4400万円(前年同期比29.3%増)、営業損失は1億4500万円(前年同期は営業損失2億3900万円)だった。

その他
その他の事業では、報告セグメントに含まれない事業セグメントで、書籍の出版事業などを行なっている。

上記の結果、売上高は9800万円(前年同期比21.7%減)、営業利益は1800万円(同43.2%減)だった。

以上の結果、2019年3月期第1四半期決算は、売上高61億2400万円(前年同期比3.7%増)、営業利益7億4100万円(同1.2%減)、経常利益7億4000万円(同0.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億9900万円(同0.7%増)だった。

連結業績予想ついては、5月14日に発表した内容から変更はない。

関連サイト

フリュー株式会社公式サイト
2019年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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