【G-STAR2014】BtoBゾーン取材編・一際目を引いたシックな紫と白のブースには意外な優良企業が。

BtoBゾーンにて一際目を引いたシックな紫と白のブースには意外な優良企業が。企業間でのビジネスチャンスの拡大に各国から出展があったBtoBゾーン。ここには開発や新規技術やサービス、また版権などで協業できる企業との出会いを求めて多くの企業が参加していた。そこで一際目を引いたのはシックな紫と白のブースを出展していた「PURPLE FRIENDS」社。早速担当者に話を聞いてみた。

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PURPLE FRIENDS社
ゲーム本部・本部長 アン・へヨンさん


ーまずは会社について教えて下さい。
アンさん:我々は、2010年に設立したモバイルマーケティングの会社で、eコマースなども手掛けています。
eコマースでは一般の消費者が対象になりますが、ゲーム会社に向けたサービスとしてマーケティングやプロモーションを行うトータルエージェンシーです。
具体的には広告、広報、プロモーションからローカライズ監修などが業務領域になりまして、日本のタイトルでは『パズドラ』、『ダークサマナー』などの韓国市場での展開などを手掛けています。私自身はそこでマーケティングコンサルティングを担当しています。

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▲PURPLE FRIENDS社のアンさん

ー今回、G-STARのBtoBゾーンへの出展の目的はなんですか?
アンさん:まずは我々が行っているマーケティング業務のプロモーションという目的がありますが、外国企業が韓国市場へ参入する場合のコンサルティング業務なども紹介したいと思っています。

ー対象となる顧客像はどのような企業になりますか?
アンさん:現在はスマートフォンゲームの領域に特化していますので、それらのパブリッシャー各社ということになります。
マーケティングを行い、必要なプロモーションプランを製作し、必要とあれば韓国市場でのローカライズのアドバイスもさせていただいています。

ー韓国でのスマートフォンゲームの現在をどのように見ていますか?
アンさん:傾向として徐々に本格的な方向に進んでいるような気がします。RPG大作などの人気が着実に膨らんでいますし、ゲームの内容もマニアックな要素が求められ始めていますね。我々のお客様にもそのような作品をラインナップしているゲーム企業が増えています。
ただ、機会があればインディーズケームの若い開発者や、まだ小規模な会社の活動を支え、力にもなりたいと思っています。

ー日本の読者へメッセージをお願いします。
アンさん:日本はゲーム開発のメッカだと思いますし、とても成熟した市場だと思っています。一方、韓国にもたくさんいいゲームがありますので、是非韓国発のゲームも楽しんでみて下さい。