世界中の人々の癒しとなったことに加えて、多くのユーザーから圧倒的な支持を受けたことから、2020年度は『あつ森』が大賞を受賞。
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会（以下、CESA）が主催した、年間を代表するにふさわしい作品を選出する「日本ゲーム大賞2020（以下、JGA2020）」の年間作品部門の大賞作品に、任天堂株式会社（以下、任天堂）の『あつまれ どうぶつの森（以下、あつ森）』が選ばれたことを発表した。
『あつ森』の選出理由については、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために自粛生活が余儀なくされているなかで、本作のスローライフ体験が世界中の人々の癒しとなったということに加えて、ゲームを通じたコミュニケーションがゲームの枠にとどまらず、日本発のエンターテインメントの持つ力を改めて人々に示した点、さらに、一般投票で、子どもからシニアまで、多くのユーザーから圧倒的な支持を受けたことで、満場一致で令和最初の大賞の受賞になったとのこと。
ちなみに『あつ森』は、優秀賞も同時受賞したほか、日本のコンピュータエンターテインメントソフトウェア産業の成長と発展に寄与し、多大なる貢献をされた人物や団体に贈られる2020年度の「日本ゲーム大賞 経済産業大臣賞」についても、『あつ森』の開発チームが選ばれた。
その他優秀賞には、株式会社アトラスの『十三機兵防衛圏』、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの『DEATH STRANDING』、株式会社コーエーテクモゲームスの『仁王2』、任天堂の『ファイアーエムブレム 風花雪月』、株式会社アトラスの『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』、株式会社ポケモンの『ポケットモンスター ソード・シールド』、株式会社カプコンの『モンスターハンターワールド：アイスボーン』、株式会社セガの『龍が如く7 光と闇の行方』、任天堂の『リングフィット アドベンチャー』が選ばれた。
日本ゲーム大賞公式サイトでは、大賞や優秀賞以外にも、経済産業大臣賞、グローバル賞日本作品部門・海外作品部門、ベストセールス賞、特別賞、ゲームデザイナーズ大賞の各受賞作品を紹介している。