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カプコン、「バイオハザード」シリーズのハリウッド実写映画化決定を発表

累計1億本突破の人気ゲームシリーズを原作とした、新しい実写映画が2021年に公開予定。映画「バイオハザード」に携わったコンスタンティン・フィルムが製作を担当。

株式会社カプコン(以下、カプコン)は、人気ゲームシリーズ「バイオハザード」が、ハリウッドで実写映画化されることが決定したことを発表した。

「バイオハザード」シリーズは、武器やアイテムを駆使しながら、惨状からの脱出を試みるサバイバルホラーというジャンルを確立したタイトルで、1996年の第1作『バイオハザード』の発売以来、2020年までで全世界累計販売本数1億本を突破する作品だ。ゲーム以外にも、映像や舞台、テーマパークのアトラクションなど、カプコンのワンコンテンツ・マルチユース戦略により幅広い展開も行なわれている。

実写映像化においては、2002年に初めてハリウッドで映画化され、ゲーム原作の映画としては当時は異例のヒットとなる全世界興行収入1億200万ドルを記録した。その後も、2016年までに実写映画シリーズとして6作が制作され、累計興行収入は全世界で12億ドルをこえている。

今回制作される実写映画は、キャストやシナリオを一新した完全新作になるとのこと。

制作会社は、これまでも「バイオハザード」の実写映画に携わった、ドイツの映画会社コンスタンティン・フィルムが担当し、原作のゲームを彷彿させ、かつハリウッド映画ならではのスケール感を兼ね備えた映画として、2021年の劇場公開に向けて鋭意制作中とのこと。

脚本・監督 ヨハネス・ロバーツ氏のコメント
「私がオリジナルのゲーム第1作目と第2作目をプレイした当時に味わった心の底からの恐怖を、今回の映画で再現したく思っていると同時に、寂れたアメリカの小さな町で起こる現実味ある人間ストーリーを描く事で、現代の観客にとって、身近で共感できる作品にしたいと思っております」

プロデューサー ロバート・クルツァ―氏のコメント
「数十のゲーム作品、6作の実写映画、そして数百ページにもわたる関連作品を経て、1998年に立ち戻り、洋館とラクーンシティの隠された秘密に迫りたいと思いました」

映画概要

実写映画「バイオハザード」リブート
脚本・監督:ヨハネス・ロバーツ
製作:コンスタンティン・フィルム
配給:ソニー・ピクチャーズ エンターテイメント
劇場公開:2021年予定

プロデューサー
・ロバート・クルツァ―、 コンスタンティン・フィルム(ポール・W.S.アンダーソン監督 「バイオハザード」シリーズ)
・ジェームズ・ハリス、 Tea Shop Productions(「アイム・ノット・シリアルキラー」)
・ハートリー・ゴーレンスタイン(「ザ・ボーイズ」)

キャスト
クレア・レッドフィールド役:カヤ・スコデラリオ(「メイズ・ランナー」)
ジル・バレンタイン役:ハナ・ジョン=カーメン(「アントマン&ワスプ」)
クリス・レッドフィールド役:ロビー・アメル(「アップロード」)
アルバート・ウェスカー役:トム・ホッパー(「アンブレラ・アカデミー」)
レオン・S・ケネディ役:アヴァン・ジョージア(「ゾンビランド:ダブルタップ」)
ウィリアム・バーキン役:ニール・マクドノー(「Yellowstone」)。

関連サイト

株式会社カプコン公式サイト

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