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Niantic、店舗応援プログラム「お気に入りのお店をゲームに登場させよう!」を開始

世界各国の1000の中小企業をNianticが提供するゲームのスポットに登場させ、地域コミュニティの活性化を支援するプログラム。

Nianticは、自社が提供するゲームを活用して、世界の中小企業1000店を支援する応援プログラム「お気に入りのお店をゲームに登場させよう!」を開始したことを発表した。

Nianticは、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、中小企業が様々な困難に直面していることを受けて、アメリカやカナダ、メキシコ、イギリス、日本の『Pokémon GO』のユーザーに、各地域のお気に入りの店舗や事業所をゲーム内のロケーションとして推薦してもらい、それをゲーム内のマップに追加することで、認知度と誘客の促進に貢献するプログラム「Niantic お店応援プログラム ~お気に入りのお店をゲームに登場させよう!~」を開始。このプログラムによって、日本を含む各地のユーザーから、38000社以上の店舗や事業が推薦されたという。

Nianticは、この地域コミュニティの活性化をさらに支援するために、5拠点以下の店舗・事業所を運営し、地域の健康と安全に関する規制を遵守している「小規模で地域に根ざした企業」を条件に、世界中から1000の中小企業を1年間無料でスポンサードロケーションとして迎えることを決定したという。

選ばれた企業は『Pokémon GO』にポケストップやジムとして登場し、そのお店の周辺地域のユーザーに向けたプロモーションやキャンペーンなどを行なう計画があるそうだ。

将来的には、Nianticが提供する他の位置情報ゲームアプリにも店舗応援プログラムを拡大する予定とのこと。

これまでもNianticは、様々な地域のビジネスやサービスに感謝したいという思いから、2019年後半にアメリカで「Nianticスポンサードロケーションプログラム (早期アクセスベータ版) 」を提供しており、身の周りのお店や興味深い場所をゲームに登場させる取り組みを行なっている(関連記事)。

関連サイト

Niantic公式サイト

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