ディズニーの最高戦略責任者として、ピクサーやマーベルなどの買収を率いた人物。2021年3月の定時株主総会の承認を経て取締役に就任予定。
株式会社ネクソン(以下、ネクソン)は、Kevin A. Mayer(ケビン・メイヤー)氏を社外取締役候補者に指名したことを発表した。会社法に基づき、2021年3月開催予定の定時株主総会の承認を経て、正式に就任となる予定とのこと。
メイヤー氏は、映画やテレビ、ケーブルテレビ、ストリーミングサービスの会社の設立、経営で数々の成功を収めたグローバル・エンターテインメント業界の中心的人物だ。これまで、ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーの最高戦略責任者として、ピクサー、マーベル・エンターテインメント、ルーカスフィルム、21世紀フォックスなどの大手企業の買収を率いたほか、2018年には当時新設されたダイレクト・トゥー・コンシューマ&インターナショナル部門の責任者として、Disney+、ESPN+、Hulu、インドにおけるthe Star/Hotstarの運営などを主導し、成功に導いたそうだ。直近では、中国のByteDance Ltd.のCOO及びTikTokでもCEOをつとめている。
ネクソン 代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏のコメント
「ケビンを取締役として迎えることを大変喜ばしく思います。彼は、ディズニーで最高戦略責任者を務め、ブランド及び人気シリーズ作のフライホイール戦略の立役者として、同社を世界の代表的なエンターテインメント企業へと導きました。更に、TikTokでは、CEOとして全く新しい形のインタラクティブ・エンターテイメントの創出を指揮しました。彼のビジョンと助言により、ネクソンは世界をリードするエンターテインメント企業として益々躍進すると確信しています。」
ケビン・メイヤー氏のコメント
「ネクソンはエンターテインメント業界で急成長中の仮想世界(Virtual World)分野におけるグローバルリーダーです。何十年にも渡って成長し続けるエンターテインメントIPを創出するネクソン特有の強みに加えて、新しい技術が追い風となり、様々なプラットフォーム及び市場でより一層成長していくことでしょう。」