練馬にゆかりのある農園や撮影所、としまえんなどをVRコンテンツで体験可能。練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」によるガイドコースも提供。
株式会社360Channel（以下、360Channel）は、西武鉄道株式会社や練馬区産業振興公社の協力のもと、練馬区のPRを目的とした「ねり丸ランド」のVRの撮影やシステム構築を担当したことを発表した。
ねり丸ランドは、ねりま観光センターの公式サイトに掲載されているVRコンテンツで、練馬区にある様々な魅力をVRで体験できるというもの。
制作及び撮影には、練馬区にゆかりのある農園や撮影所（通常非公開）、閉園直前のとしまえんなど、現地に実際に赴き、収穫の様子や撮影所の雰囲気、としまえんのアトラクションや通路をVRカメラで撮影。農園の野菜収穫時やとしまえんのアトラクションのVR映像では、人の目線を意識したカメラ位置で撮影を行なっている。
視聴時は、PCでのマウスドラッグや、スマートフォン（タブレット）でのスワイプすることで、空間が見渡せるようになっており、床面にある足跡マークのついたボタンを押すことで、実際にその空間を歩いているような擬似体験が楽しめる。
また、エンタメゾーンでは、練馬区公式アニメキャラクターである「ねり丸」が、としまえんをガイドしてくれるコースを用意。VRを体験する前に、自分で歩き回るか、ねり丸のガイドとともに体験するかが選択できるとのこと。
としまえんでのアトラクションでは、インフォメーションアイコンがついているものはVR体験が可能。アトラクションで「これに乗る」ボタンを押すと、360度のVR映像が体験できるそうだ。
アトラクションの360度VR体験：コークスクリュー
ねり丸ランドは、今回惜しまれながら閉園することになったとしまえんをはじめ、その場所にいくことができなかった人にも、アーカイブとして訴求できたり、VRのレガシー活用の一助として、今後も様々な分野のVRコンテンツを拡充する予定だそうだ。