多数の無人ドローンを制御しながら、機体に搭載したLEDライトで夜空に企業やブランドロゴなどを投影。
株式会社スマートメディア（以下、スマートメディア）は、デジタルクリエイティブ企業の株式会社セブンセンス（以下、セブンセンス）と業務提携し、最先端のドローンテクノロジーを活用した空の広告やエンターテイメントをプロデュースすることを発表した。
スマートメディアが所属しているベクトルグループは、世の中のあらゆるメディア面をコミュニケーションのインフラとして捉え、モビリティメディア「GROWTH」や高級ヘアサロンサイネージ「COVER」の展開、ハイパーカジュアルゲーム分野への参入など、メディア面のオーナー化と収益化を柱に事業を展開している。
5G時代の到来によるインターネット通信速度のさらなる高速化、XRのような体験表現技術の進展などの最先端技術が、広告分野に応用され浸透してきたことを受けて、「空」をデジタルメディアのひとつとしての可能性に着目したという。
また、以前よりドローンがうみだすコンテンツの可能性にも注目しており、ドローンの性能を最大限に引き出せるドローンパイロットとのネットワーキングと育成にも注力してきた。この優秀なドローンパイロットを基盤に、グローバルな市場で豊富な実績を持つセブンセンスのデジタルクリエイティブをあわせることで、より高次元でのエンターテイメントコンテンツが創出できると考え、今回のサービス提供に至ったそうだ。
両社が提供するサービスは、多数の無人ドローンを制御しながら、機体に搭載したLEDライトによって、夜空に企業やブランドロゴ、イメージキャラクター、商品デザインなどを映しだすもので、その規模感やエンターテイメント性から、ダイナミックな企業マーケティングの演出が実現できるという。
クリエイティブ事例
シンガポール「STAR ISLAND」
スマートメディアは、ベクトルが誇るドローンパイロットプロダクション機能をいかしながら、高次元な広告やエンターテイメントを包括的に実現できる体制の全体プロデュースを行なう。また、ベクトルグループでマーケティングとセールス領域をカバーすることで、幅広いジャンルにおけるクライアント企業に対して、新たなコミュニケーションの提案を行なっていくとのこと。
さらに、別機体のドローンから空中撮影した動画をコンテンツ化し、ベクトルグループのPR力をいかして、各種メディアやインフルエンサーのSNSなどで拡散なども行なうなど、企画から話題化までを総合的にプロデュースする。