クリエイターのNFT発行事例を加速させることでブロックチェーン業界の発展に貢献。
CryptoGames株式会社（以下、CryptoGames）は、イラストレーターが自身の作品を、NFTアートとしてブロックチェーン上に発行できる新サービス「NFT Studio」を、3月にリリースすることを発表した。
NFTとは、唯一無二の「世界にひとつだけのデータ」の価値が生みだせる代替不可能なトークンのことで、ブロックチェーン技術を活用する事で、コピーできないデジタルデータが生成できることから、データの所有者は自由に二次流通が行なえるという。
NFTは、すでにブロックチェーンゲームやクリプトアートで活用されているが、今後、様々なアセットのデジタル化進めば、NFTの活用もさらに進むと予想されており、なかでもアート分野では2021年初頭より数千万円でのNFTの販売が海外で話題となっており、注目されている。
こういった背景から、クリエイターのNFT発行事例を加速させることで、業界の発展に貢献すると考え、NFT Studioのリリースに至ったという。
このサービスでは、イラストレーターが自身の作品をNFTアートとして販売できるもので、ブロックチェーンの特性を利用し、二次流通売買が行なわれた場合、売買手数料の一部がクリエイターに永続的に還元されるようになるという。
発行されるNFTは、すべて「発行枚数：1点」になる予定で、一部のNFTにおいては、所有オーナーに高画質なマスタデータの取得や、イラストの商用利用権などの特典が設けられるとのこと。
また、クリエイターがNFTを発行する上で、様々なハードルや課題があるが、NFT Studioでは、それら課題解決に関するサポートや勉強会などの実施を通じて、クリエイターのNFT発行の裾野を広げていき、応援ユーザーにとっても安心して参加できる環境を整備するという。
クリエイターへのサポート
サービスのローンチ時は著名絵師3人に加え、CryptoGamesが保有するIPが参画する予定で、詳細に関しては順次発表するとのこと。