eスポーツに特化した障がい福祉施設の設立や、既存障がい福祉施設へのeスポーツサービスの導入で「eスポーツ×障がい福祉」を推進。
eスポーツのプロチーム「BLUE BEES(ブルービーズ)」を運営するBLUE BEES株式会社(以下、BLUE BEES)は、名古屋市を中心とした東海地方で障がい福祉事業を展開している特定非営利法人バウム カウンセリングルーム(以下、バウム カウンセリングルーム)と、eスポーツ特化型障がい福祉施設設立と既存障がい福祉施設へのeスポーツサービス導入を目的に、業務提携契約を締結したことを発表した。
「BLUE BEES」は設立3年のeスポーツチームで、2021年3月現在で30人弱の選手が所属している。2019年~2020年に様々な国内大会で優勝を果たし、日本代表として世界大会に出場するなどの活躍をしており、「BB」の愛称で親しまれているプロeポーツチームだ。
今回の業務提携は、2020年11月より愛知県豊田市のバウム カウンセリングルーム関連施設でeスポーツブースの試験導入を行なったところ、施設利用者の多くに「PCを利用した労働に対しての意欲とスキルの向上」という結果があがり、締結に至ったそうだ。
今後は、バウムカウンセリングルームとともに、eスポーツ特化型障がい福祉施設の設立や、既存障がい福祉施設へのeスポーツサービスの導入を目指すことで、「eスポーツ×障がい福祉」をより加速度的に推進していくとのこと。
バウム カウンセリングルーム 笹谷理事長のコメント
「障がい者の就労訓練と言えば、内職作業や清掃など非常に選択肢の少ない内容ばかりです。しかし、本来は障がいの有無にかかわらず、もっと職業の選択肢があっても良いのではないか? 職業を選ぶ時、もっと『ワクワク』しても良いのではないか?と考えていました。そんな時に、私は『eスポーツ』と『BLUE BEES』に出会いました。そして、昨年11月にBLUE BEES様協力のもと「『楽しい』を仕事にしよう!」をテーマにeスポーツをメインにした就労継続支援B型を設立しました。今では噂を聞き付けた障がい者の方々が見学に来ると、皆さん本当に目を輝かせて『ここに通いたい!』と言ってくれます。現在は定期的にeスポーツ大会も開催し、多くの利用者さんが日々楽しく、真剣にプレイしています。弊社はこの業務提携を皮切りに、もっと多くの利用者さんが『楽しい』『ワクワクする』空間とサービスを提供して参ります。今後ともBLUE BEES様とのタッグにご注目ください。よろしくお願い申し上げます。」