ゲーム分野でテンセントとの協力関係を構築することを目的に株式を売却。テンセントは累計10%の発行済み株式を取得。
中国で『FF14』や『スクフェス』などのゲームを配信する盛趣遊戯など、複数のゲーム会社を子会社に持つ中国企業の世紀華通は、中国の大手企業テンセントに発行済み株式の5%を売却したことを発表した。株式譲渡価格は総額27億9470万元(約466億7149万円)とのこと。
今回の株式売却の理由について、世紀華通は戦略的投資家であるテンセントとゲーム分野における協力関係の構築を目指すものとのこと。今後は、両社がそれぞれの分野でのノウハウをいかして、業績の成長、会社の資産と収益の質の向上などを期待しているという。
テンセントは2020年7月にも世紀華通の発行済み株式の5%を得ており、今回の取引によって世紀華通の発行済み株式の10%を獲得している。
(1元=16.7円で計算)