ゲームエンジンを活用した映像表現の追求や、映像ソリューション開発の加速が目的。
ソニーPCL株式会社（以下、ソニーPCL）は、国内最大規模の撮影スタジオ「東宝スタジオ」内に、8K／440インチのソニー製Crystal LEDディスプレイシステムを期間限定で設置し、大型LEDディスプレイを活用したバーチャルプロダクションの手法と、制作ソリューションの研究開発を行なうことを発表した。
ソニーPCL本社での研究開発の様子
この研究開発は、ソニーPCLが、株式会社スタジオブロス（以下、スタジオブロス）、株式会社モデリングブロス（以下、モデリングブロス）の3社で進めてきたプロジェクト「LAB.」の一環で、“VIRTUAL PRODUCTION LAB”におけるゲームエンジンを活用した映像表現の追求や映像ソリューション開発の加速を目的としている。
今後は、撮影スタジオを使用して、よりスケール感のある多角的なバーチャルプロダクション手法の研究開発を行なうほか、同手法を活用したCMやドラマ、映画などの映像制作にも取り組むとのこと。
また、多様なクリエイターと連携することで、新たな映像表現へのニーズやその可能性をともに探求し、積極的な情報発信も行なっていくそうだ。