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カヤック、東南アジアのゲーム・eスポーツ大手企業Tier One Entertainmentに出資

東南アジア最大級の420人のインフルエンサーを抱えるTier One Entertainmentと連携することで、eスポーツ事業の海外展開を狙う。

株式会社カヤックは、東南アジアにおけるゲームとeスポーツエンターテインメントのパイオニアであるTier One Entertainment(以下、TOE)に、プレシリーズAラウンド(転換社債型新株予約権付社債)の資金調達を通じて出資したことを発表した。

TOEは、東南アジアのゲーミングコミュニティの発展に携わってきたTryke Gutierrez氏と、フィリピンの著名インフルエンサーであるAlodia Gosiengfiao氏が2017年に設立した、eスポーツとゲーミングに特化したタレントエージェンシー。実況解説者やストリーマー、プロチームなど、ゲームに関連タレントの育成を通じ、eスポーツ業界に革新をもたらすことを目指しており、パートナー企業に対しては、ゲーミングコミュニティのオーディエンスとつながる機会の提供をミッションに活動している。

今回の出資は、アジアの大手ベンチャーキャピタルであるGobi PartnersとフィリピンのCore Capitalとの共同ファンド「Gobi-Core Philippine Fund」をリード出資者として、アカツキのほか、大手エンターテイメント企業Warner Music Groupやシンガポールのファミリーオフィスなどが参加しているという。

TOEは、今回調達した資金で、マレーシアやミャンマー、フィリピンに構えているバックオフィスの人員拡大、運営中のeスポーツチーム「Blacklist International」の事業拡大、フィリピンにおけるコンテンツ制作拠点の設置などを進めるとのこと。

関連サイト

株式会社カヤック公式サイト

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