三菱電機が開発する次世代ドライバーモニタリングシステムにおいて、認識精度を高める検証シーンをシリコンスタジオの3DCG技術で再現。
シリコンスタジオ株式会社（以下、シリコンスタジオ）は、三菱電機株式会社（以下、三菱電機）が手掛ける次世代ドライバーモニタリングシステム（以下、DMS）の開発において、様々なユースケースの検証シーンの再現が可能な3DCG技術を提供したことを発表した。
シリコンスタジオでは、ブランド「BENZaiTEN（ベンザイテン）」において、人物（顔・表情）認識用CG生成、不良品判定用CG生成、組立て部品やパーツ認識用CG生成など、様々な機械学習向け教師画像生成ソリューションを展開している。
今回、シリコンスタジオは、次世代DMSの開発を手掛ける三菱電機に「人物（顔・表情）認識用CG生成」によるシミュレーション技術を提供したとのこと。
「人物（顔・表情）認識用CG生成」は、あらゆる光源環境における人物の顔、表情のCGをつくり、機械学習による画像認識の精度向上に活用できるというもので、年齢や肌の色、骨格を自由自在に変化させながら多種多様な人種の顔、表情に対応し、ほぼ無限に顔のバリエーションを生成できるという。
今後、実際に設置されているカメラの位置や広角レンズの画角にあわせて調整を施し、DMSの認識精度の向上に貢献していくとのこと。