吹替版の制作サービスを提供してきたIMAGICA SDI Studioとの吸収合併で、アフレコスタジオ「汐留サウンドスタジオ」の営業を開始。
株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス（以下、IMAGICA EMS）は、日本語や多言語への字幕制作、声優キャスティングから吹替用の翻訳、台本の作成まで、幅広く吹替版の制作サービスを提供してきた子会社の株式会社IMAGICA SDI Studioを吸収合併し、新しく「汐留サウンドスタジオ」として、6月1日（火）から営業を開始したことを発表した。
汐留サウンドスタジオは、外国語映像コンテンツの日本語吹替版制作や日本語アニメーション作品の音響制作における国内外の様々な利用者のニーズに応えるため、2020年2月に設立されたアフレコスタジオだ。4部屋の収録ブースには5.1chミキシング対応のコントロールルームが備わっており、ミキシング専用の1部屋はDolby Atmos Home Mastering作業にも対応しているという。
今回の吸収合併は、IMAGICAグループが掲げている新中期経営計画「GｰEST2025」の基本戦略に基づいたもので、IMAGICA EMSが保有するリソースを最大限に活用した映像制作フローを総合的に提案し、グループ会社のPixelogicも含め、制作から流通までコンテンツビジネスのグローバル展開をサポートすることで、E2Eサービスのさらなる拡充とローカライズ事業の強化を推進していくとのこと。