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【編集部日記】「闘会議2015」、“実況のお客さん”がアツかった!

 編集部シライシです。
 今日は、先週末に開催されたイベント「闘会議2015」の話をつらつらと。

 今回が初開催となる“ゲーム実況とゲーム大会の祭典”こと「闘会議2015」、とても楽しみに取材に行って来ましたよ。結果としては、第一回からかなり盛況。面白いイベントになったんじゃないでしょうか。

 ゲーム実況動画はもちろん見るものの、それを見ている視聴者はどんな人たちなのか、どんな温度感で見るのかといったことは画面からは分からないので、ステージそのものよりもお客さんを間近で見るほうがとても楽しみでした。イメージとしては、ハイティーンから二十代の男子が多いのかな?くらいの感じで。
 で、実際に会場に行ってみると、いろいろと勉強になることも盛りだくさんでしたよ。


▲メインとなる大会ステージや実況ステージは一日中大盛況。

 まず、お客さんの男女比は、見たところだいたい半々から、やや男子が多いくらい。ステージによっても客層は違いましたけれど、なかには観客のほとんどが女性というステージもあって、意外な感じでした。
 そしてお客さんの年齢層のメインは、ほぼティーンエイジャーという感じ。特に『モンスターストライク』のステージを見ているお客さんは中高生風のかたが多数という感じで、『モンスト』がどんなお客さんに支えられているか、改めて痛感しました。

 やっぱり、と思いつつも驚いたのは、実況者さんたちの人気。頭では分かっていたものの、お客さんの反応を目の当たりにすると、「凄いな!」と納得させられるものがありましたね。
 特に興味深かったのが、LINEのブース「LINE闘パーティー」で行なわれていた「『LINE レンジャー』熱血★ブートキャンプ」。このステージに集まったお客さんが、とにかく女子中高生ばっかり! 出演していた実況者の茸さん、コジマ店員さん、ぬどんさん、隊長役で後から出たしゃけとりくまごろうさんのファンだと思いますが、その前に出演していたアイドル・でんぱ組.incにも負けない熱気で迎えられていたので、実況者の人気っぷりを生で感じることができました。


▲人気実況者登場のLINEステージ。画面のコメント弾幕が凄い!

 面白いのが、ステージイベントで高難易度のクエストにチャレンジしているとき、観客が手元のスマートフォンで、同じクエストをプレイしていたりするんですよ。もちろんステージ上と通信しているわけじゃなく、自分だけでだったり、隣にいる友だちとだったり。ただ見るんじゃなくて、一緒になって遊んでいるわけです。これはたぶん、ステージを演出している側にも予想できなかった反応なんじゃないかと思います。


▲ステージを見るだけでなく、同時体験として遊ぶのはユニーク。

 そんなこんなで、非常に面白くて、とても勉強になった「闘会議2015」。ゲーム実況の文化が盛り上がっていけば、次回も期待できそうなイベントですよ。
 会場で見るもよし、生配信で見るもよし。楽しみかたいろいろなイベントでありました。
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