編集部シライシです。
今日は『チェインクロニクル』のお話。
というか「スマホが進化すると、実はゲームも進化するよ」というお話です。
プレイヤーならご存知の通り、『チェインクロニクル ～絆の新大陸～』が大幅にバージョンアップしました。今回のver2.3アップデートの主な内容は、こんな感じ。
●第2部4章“罪の大陸篇”公開
●罪の大陸篇新酒場が登場、新キャラクター追加
●複数パーティイベント「討伐戦」
●バトル中ドラマ「DRAMATIC CHAIN」
●その他さまざまなアップデート
それぞれの詳しい内容は、アップデートについての記事をご覧いただくとしましょう。
『チェインクロニクル ～絆の新大陸～』ver2.3アップデート実施 “罪の大陸篇”公開！
で、今日お話したいのはですね。上で言う「その他さまざま」のうちのひとつ、画面の変更についてです。
今回のアップデートで、ホーム画面はこんな感じになりました。
▲新ホーム画面。前から遊んでいたプレイヤーなら、違いにピンと来るはず。
▲これが前のホーム画面レイアウト。踏破イベント画面しかなくてすみません。
プレイヤーなら一見して分かるのが、「ホーム画面の情報量が増えた！」ってこと。いままで左側にあった「名前・ランク・AP」が画面下に一覧化されて、一番右には、いままで表示されていなかった「プレゼントボックス」が常時表示されるようになりました。
これ、実際にタッチしてみると、まあ快適。いままで左側の欄をタッチして表示、さらに箱をタッチして開く、と2アクション必要だったものに一発でアクセスできるので、プレイが大変ラクになります。
もうひとつ、ものすごく進化したのが、パーティ選択などのときに使う「並べ替え」画面。いままでは職業順など１要素のソートでしか並べ替えができなかったんですけど、今回からはこれまで通りのソートに加え、キャラクターのタイプ・職業・レアリティ・武器タイプなどの「フィルター」機能が追加。
さらに「声優別」や「イラストレーター別」などでのフィルターもかけられるようになって、もう便利このうえないんですよ。
▲あらゆる条件で探せるフィルター。もう何度も画面をシャッシャと送る必要なし！
これだけ一気に便利になると、「何でいままでこうしなかったんだ！」とお怒りのかたもいるかもしれません。でもね、ちょっと待って下さい。これって、実はいまだからできるようになった、という面もあるんですよ。
『チェインクロニクル』がサービスインしたのは、2013年夏のこと。いまから実に1年半以上も前のことです。この頃の主要なスマートフォンは、iPhoneなら5（無印）、AndroidならXperia Z SO-02Eあたり。
で、Androidは早いうちから大画面化していったんですけれど、2013年あたりだとiPhoneのほうがシェアとしては圧倒的だったので、基本的には最先端でもiPhone5の4インチ画面、場合によってはまだユーザーが多かったiPhone4/4Sの3.5インチ画面に合わせなければならなかったわけです。つまりこれまでの『チェインクロニクル』の画面は、いまよりはるかに小さな画面でプレイするために設計されていたんですよ。
それが、いまやAndroidなら5インチが当たり前、iPhoneでも主流は4.7インチのiPhone6、さらにiPhone6 Plusなら5.5インチなわけですから、『チェインクロニクル』開始当初より、ユーザーが使っている画面は格段に大きくなったわけです。
なので、そろそろ4.5インチ級の画面に合わせたインターフェース設計を、ということで、今回のver2.3のような画面設計になったんじゃないか、と思います。
▲左がiPhone6 Plus、右がiPhone4S。これだけ違えば設計も変わって当然。
というわけで、今回は「スマホが進化すると、実はゲームも進化するよ」というお話でした。
最近、あまり機種変更をしていないなぁ、というアナタ。そろそろ新しい機種にしてみると、ゲーム自体の楽しさが変わってくるかもしれませんよ。まずミスタッチが減るしね。