サイトアイコン オタク産業通信 :ゲーム、マンガ、アニメ、ノベルの業界ニュース

【編集部日記】遊ぶ前からもう面白い『スクールガールストライカーズ』のススメ

 編集部シライシです。
今日は『スクールガールストライカーズ』(スクスト)のお話。

 今年1月に200万ダウンロードを突破し、App StoreとGoogle Playのトップセールスランキングの上位に安定してランクインしている『スクスト』。大ヒットタイトルですので、プレイしているよ、というかたも多いかと思います。
 でも、登場キャラクターのほとんどがスクールガール、そしてアニメ系っぽいということで、逆に敬遠している人もいるかもしれません。今日はそんな人に、ちょっとだけ『スクスト』を楽しむポイントをお知らせしてみたいと思います。


▲タイトル画面。キャラクターのシルエット数が圧巻。

 この『スクスト』、「ラノベスタイルRPG」と銘打たれているだけあって、最大の魅力はキャラクター性と物語性の絡みにあります。登場キャラクターはいまのところ約30人。おおむね5人ずつのチームとしての設定があって、ストーリー的には関係性が描かれていたりします。プレイ上は自分の好きなキャラクターを使えますけどね。

 で、申し上げたいのは、この『スクスト』、実はプレイする前から面白いってことなんです。

 最近のスマートフォンゲームの常として、期間ごとにいろいろなイベントが開催されるわけなんですが、『スクスト』の場合、イベント時に初回ログインすると、まずキャラクターたちによるうイベントプロローグドラマ(というか寸劇、あるいはミニコント)を見ることができます。
 これが、ちゃんとキャラクター性がある、表情が豊か、カメラ割りがしっかりされている、毎回コスチュームが違う(コスチュームチェンジは『スクスト』の大きな要素です)、そして面白い! のです。

 いくつかの例をお見せしましょう。


▲ハロウィンイベントはこんな感じ。もじもじする様子がかわいらしいです。

▲野球イベント時。萌え系ファンの期待と全然違うところに来るのも『スクスト』らしさ。

▲定番のクリスマス。女子のサンタコスチュームはファン多し。

▲こちらは直近のもの。警部と警官。バカモーン、そいつが……

 で、重要なポイントがあって、このプロローグ、かならずログイン時の最初、つまりゲームプレイ前に見られるんです。つまり、極端なことを言えば、ゲームをやらなくても『スクスト』は楽しいのです! 画期的!
 もちろんそれぞれのキャラクターを把握していれば何倍も楽しいし、ゲームプレイにも意味が出て遊ぶモチベーションにもなります。見て楽しく、プレイの意欲を湧かせるという意味で、このプロローグは『スクスト』ならではのかなり秀でた演出ではないかと思います。

 このプロローグ、ちょっと告知だけされるんじゃなくて、本格的なときだと5分くらいあったりするので、一時期しか見られない演出としては、力が入りまくり。作るのにもかなりの労力が要ると思いますので、ワンメイクの演出にここまで本格的なものを導入するのは、とても勇気の要ることだったでしょう。
 それでも『スクスト』がこれを実現したということは、これからのキャラクターで魅せるゲームは、このくらいの魅力を出していかなければいけない、ということでもあります。作るかたがたは大変かと思いますが、プレイヤーにとっては、とても幸せなことかもしれません。

 せっかくなので、『スクスト』のコスチューム寸劇をもっと見ながらお別れしましょう。ではまた次回。


▲スケートイベント時。意外にファン大喜び。

▲お正月の晴れ着もアリ。巫女姿も定番。

▲スノボイベント。白銀+スノーウェアは三割増し、なんて話もあります。
モバイルバージョンを終了