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【イベントレポート】『Ingress』XMアノマリー#Shonin参戦レポート! オープニングイベントから第2戦まで

 編集部員kです。3月28日に京都で開催された『Ingress』のイベント、XMアノマリー#Shoninに参加してきました。当日は最高気温22度、天気にも恵まれ、まさに散歩日和。『Ingress』をプレイするには絶好の日となりました。
 詳しい戦いのレポートはVATさんのIngress情報局上級編の記事でお伝えするとして、オープニングやエンディングの様子、そして参戦レポートをお伝えします!

■まさかの入場制限、予想をはるかにこえるエージェントが集ったオープニングイベント

 当日は戦いの前にオープニングイベントが円山公園にある円山公園音楽堂で開催されました。#Darsanaのときも会場前からエージェントが集い、入場時間を早めるという緊急措置がとられましたが、今回の#Shoninでは、それをさらに上回る多くののエージェントが集結!

 開場後もエージェントの列は伸び続け、会場のキャパをはるかに越えてしまっていたため、全員の入場は不可能と判断。多くのエージェントが入場を待っていましたが、無念の入場制限となりました。
 会場に入れなかったエージェントの方も、アフターパーティーの入場に必要なスタンプと、#Shoninのメダルなどが入ったパケットは受け取ることができたようでひと安心。のちにナイアンティックラボ(Niantic Labs)の創始者のジョン・ハンケ氏が、会場に入れなかったエージェントの方々にAXA Shieldを配っていたとの情報もありました。創業者自らのこの行いを知った会場のエージェントたちからも「お~~」と、少しうらやましそうなどよめきが起こってました。

ポータルキーアート
▲日本のアノマリーイベントの名物!、入場列のポータルキーアート? くねくねとした山道をかたどるようにポータルキーが置かれて(捨てられて?)いました。ちなみに落ちているキーは北海道、東京、福岡とバリエーションも豊か。『Ingress』の人気を再認識できます。

▲会場に入れたエージェントたちには、伊藤園からお~いお茶のプレゼント。「青と緑、お好きな方を1本差し上げてま~す」とエージェント心をくすぐってました。

▲パケットのなかには、#Shoninのメダルとゲームアイテムがもらえるコード。そしてピンバッチが入っていました。

▲エージェントたちにはおなじみのナイアンティックラボ『Ingress』担当、川島優志氏。「京都は神社仏閣がたくさんあって、『Ingress』に向いている場所ですが、平家や源氏のような歴史に残るような二大勢力がぶつかり合う激しい戦いが繰り広げられた地でもあります」と、#Shoninの戦いの激化を予感させてくれました。

▲ナイアンティックラボ創始者ジョン・ハンケ氏。「桜の季節に京都に来ることができてうれしいです。京都は『Ingress』にとって完璧な場所であり、『Ingress』を作る上でインスピレーションを与えてくれました。そういった意味では『Ingress』の里帰りともいえるかもしれません。」と、京都への想いを語っていました。

▲オープニングの締めくくりの記念撮影。#Darsanaに続き、今回もあまりの人数の多さにカメラに収まりません!

■先制攻撃はレジスタンス! が、しかし……。 #Shoninの舞台は京都だけではない

 #Shoninは4つのエリアにそれぞれポイントを測定する時間を定め、その瞬間の対象ポータルやフィールド状況によって獲得ポイントが決まり、各陣営の最終的な獲得ポイントで勝敗が決定するイベントです。


▲平安神宮の大鳥居。実際に見ると本当に大きい。この鳥居のエリアで初戦に挑みます。

 第1回目の測定(MEASUREMENT1)の1時間以上前となる12:40頃、突然スキャナー(スマートフォンのゲーム画面)が青く染まった。#DarsanaのときはEnlightenedのエージェントが北海道を除いた日本のほとんどを覆う巨大CFを作り、話題となりましたが、そのお返しとばかりに今度はResistance側が仕掛けた大規模作戦のようでした。


▲オレンジ色の六角形で囲まれているポータルが1回目の測定対象。12:40頃、スキャナー一面が青く染まる。#Darsanaのときの経験から巨大CF(Control Field)で囲まれたことはすぐにわかりました。

▲インテルマップのサイトで確認すると、#Shoninの舞台である京都南部を含む、近畿地方を大きく覆った巨大CFでした。ポータル密集地である都市部をすり抜けている点に注目。エージェントならば、並大抵のことではないことがわかるはず!

 しかし、Enlightenedも負けてはいません。その1時間後となる13:45頃、カムチャッカ半島と台湾を結ぶリンクがIntelマップのサイトで確認されました。下に邪魔なリンクは見えません。これは……やられる! と思いました。


▲日本の全長よりもはるかに長い緑のロングリンク。球体である地球に沿って軽く曲がってみえることからも、その長さが伺えます。

 下に邪魔になるようなリンクが少ないことから、これは今度こそ日本全体が緑一色に染まることを覚悟していましたが、14:00の直前、ついにフィールドの青かった画面は、緑が混じる濁った色に変り、そのまま測定時間に突入しました。

Google+のIngress公式アカウントより、当時の状況がわかる投稿を引用。京都にある青い三角がResistanceのCFです。


▲スキャナーを通して見えるフィールドの色から、Resistanceの巨大CFはEnlightenedの超巨大CFに囲まれたことがわかりました。こんなフィールドの色みたことがありません……。

 緑の超ロングリンクを見ていただけに、日本を覆った超巨大CFの最後の頂点はどこなのか? #Shoninの戦いの間に破壊できるものなのか? が、気になって測定時間のあと、すぐにIntelマップの確認を繰り返しましたが、アクセス過多でIntelマップのサイトがダウン。詳細がわからないまま、2回目の測定のエリアへ向かうことにしました。

■ResistanceのCFがダウン! Enlightenedの猛攻が始まった

 第2回目の測定時間の15:00を前に、Resistance側の近畿地方を覆ったCFが破壊されて、フィールドは緑色に変わりました。Enlightenedがアドバンテージを受けた状態のまま、測定時間に突入です。


▲第2測定時間は烏丸御池駅周辺で迎えることにしました。

▲3つのポータルの中心に陣取って、レベル8のXMPバスターを連打。それぞれのポータルのMODにはAXAシールドやVRシールドが入れられて、かなり硬くなっていました。それでも複数人の同時攻撃により、すぐにシールドやレゾネーターが破壊されるのですが、Enlightenedエージェントの休む間のない補修で、なかなか奪取することができません。

▲大勢のエージェントが集まるイベントで苦しいのが、XMが補給できないこと。パワーキューブの数に余裕がないと、すぐに何もできなくなってしまいます。

 この測定時間も全力で挑みましたが、スキャナーから見えていた緑ポータルの多さや、超巨大CFの恩恵を考えると、このリードされていることは間違いないと思ってました。次こそは……! と、3回目の測定エリアになる京都御苑に向かいます。

 といったところで、今日はこの辺で。
 次回は第3戦からアフターパーティーまでお伝えします!

※第3戦以降の模様をアップしました!
【イベントレポート】『Ingress』XMアノマリー#Shonin参戦レポート! いよいよ後半戦。勝利したのは……?
http://otakuindustry.biz/archives/1371&cid=25

※2015/03/30 表記と画像が誤っていた箇所を修正しました。

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