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【名作レビュー】ファンタジーの世界を“立体験”! 癒し系アクションMMORPG『ぷちっとくろにくる』で未知の“トキメキ”を見つけ出せ!

 『ぷちっとくろにくる』は、かわいらしいキャラクターやケモノたちが、壮大なファンタジー世界を駆けめぐる“癒し系”のMMOアクションRPG。剣や魔法も大事だけど、ファンタジーはやっぱり世界観が命! 最近ちょっと“トキメキ”が足らないなと感じている人に、ぜひとも遊んでもらいたい注目のタイトルだ。


▲幻想的な風景、キュートなケモノやキャラクター、ドタバタのアクション劇、世界中に散らばる楽しいギミックなど、“いやし”がタップリ詰まったファンタジーの世界を大冒険!


◆アクションRPGならではの自由な動きで立体的な“ロケーション”を楽しもう

 どんなファンタジーにも「幻想的」、「空想的」、「超自然的」な世界観や舞台設定はあるけれど、アクションRPGの本作では、それらのファンタジー要素を平面的にではなく“立体的”に体感できる。極端な話、高い木に登って建物の屋根に飛び移ったり、綿毛につかまって空を散歩したりして、存分にファンタジー世界を冒険できちゃうわけだ。

 つなぎ目のない「シームレスマップ」はゆったりと広大で、日の出から日没までの時間の経過や、雪や雨といった天候の変化も、絵本のような空想的な世界に生活観を与えてくれる。細やかな自然の描写と、アクションRPGの自由度の高さが相まって、かわいらしいファンタジーの世界がイキイキと“立体化”されている。


▲キャラクターやケモノだけでなく風景にも心地よい“いやし”がある。ところどころに憩い
の空間があるので、冒険の途中で「一休み」するのもこのゲームの醍醐味。



▲時間帯や天候によって別の顔を見せるファンタジー世界のロケーションを存分に楽しもう。自分の足で歩き回って、未知の“トキメキ”を探しだせ!



▲シナリオも充実しているのでソロプレイでもサクサク遊べる。メインクエストの序盤は誘導用のチェックポイントが出現するので道に迷うこともない。


基本的なアクションは「攻撃」、「回避」、「ジャンプ」の3種類で、装備する武器によってコンボアクションやスキル、キャラクター待機中のモーションなどが変化する。バトルではボタンひとつで爽快感なコンボが出せ、ジャンプや宙返りを使った瞬時の対応も可能。アクション初心者から上級者まで、幅広いプレイスタイルの層が楽しめる作りになっている。

また、マップのいたるところにはさまざまなオブジェクトが配置されている。トランポリンのように高いところにジャンプできるものや、飛行アイテムの「空飛ぶ綿毛」を使えば、幻想的な空からのロケーションを堪能することもできる。マップ上の仕掛けをうまく使うことで、冒険の幅もどんどん広がっていくのだ。


▲大砲のようにキャラクターを撃ちだす仕掛けに乗って別の街へジャンプ!



▲ジャンプで岩の上に登ればケモノの攻撃を回避できる。バトルではオブジェクトを上手に使おう。


◆“トキメキハンター”出動! 仲間と冒険の思い出を共有しよう!

 ゲームの楽しみ方は人それぞれだけど、個人的にはスクリーンショットをバシバシ撮りながら遊んでもらいたいMMOアクションRPGだ。

 一般的にスマホゲームは、操作中にスクリーンショットを撮るのが面倒だが、このゲームでは撮影ボタンをショートカットに登録できるため、バトル中の臨場感あふれるシーンの撮影も楽チン。せっかくのMMOなんだから、冒険の“思い出”をギルドメンバーや友達たちと共有しやすいほうがいいに決まっている。まさにみんなでワイワイ遊びたい人にうってつけのMMOというわけだ。

 スクリーンショットだけでなく、動画の撮影、編集、投稿がゲーム内から行なえるのもうれしい。iOS 5.1以上なら、ニコニコ動画を始め、YouTubeやtwitter、FacebookなどのSNSにも投稿できる。Androidについても、順次開発対応予定とのことだ。

 キャラメイクの自由度も高く、アバターの種類も豊富。キャラクターのモーションもたくさんあるので、冒険自体をローケーション・ハンティングと考えて遊ぶのもいいかもしれない。友だちと一緒に幻想的な世界を歩き回って、お気に入りのスクリーンショットを撮ろう。


▲ゲームの撮影機能を使えばステータス画面やチャットログなどを非表示にした写真が簡単に撮れる。UIの名前や称号のON/OFFの設定も可能だ。


 まあ、どんなゲームにもシステム的な飽きは必ずやってくるけれど、そんな中でも気持ちよく遊べるタイトルというのは、プレイヤーにとって居心地のいい“空間”がいくつもあるもの。癒される世界観とかかわいらしいキャラクター、思い出を重ねてきたギルドメンバーやフレンド、街に流れる和やかなBGMやエリアチャットなどなど。『ぷちっとくろにくる』には、こうした育成やバトル以外の居心地よさも随所に見られる一作だ。

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