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椿姫彩菜の「スマホゲームって面白いじゃん!」【第35回】『サムライ ライジング』キャラクターの絵をひたすら見てニヤニヤするだけでもいいかも……ぐへへ……

 皆さんこんにちは! 椿姫彩菜です!!
 おかげさまでE3の時がきましたあああ! 連載でE3の話できてよかったああああ読んでくれる皆さまのおかげです!!
 ここを読んでくれている方はE3なんてもう知っていると思いますが、一応説明させていただきますと! E3とは! Electronic Entertainment Expoという毎年ロサンゼルスで行われます世界最大のゲームの祭典、見本市であります。頭文字のEみっつでE3ね。世界のゲームはここを見ればわかる! と言いつつも今年は世界最大手でもあるEAとアクティビジョンがでないという大波乱……アメリカの売れたゲームの半分くらいがこの2社で占めてたくらいのメーカーが……しかもEAは自社イベントを隣の会場でやるって言うね! まあそれでもものすごい盛り上がりだと思います、というか私はやっぱり盛り上がりましたよ! まだまだ一週間E3ウィークは続いていますけどね!

 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をはじめ、『Watch Dogs 2』や『FINAL FANTASY XV』、『ポケットモンスター サン・ムーン』、『人喰いの大鷲トリコ』、『GRAVITY DAZE 2』などなど、ずっとニヤニヤでしたが、私的に嬉しかったのは、ゲームハードがまだまだがんばるぞーって気持ちを感じられたこと! NX(任天堂の次世代プラットフォーム)の発表はなかったものの、事前に情報で確定した4K対応の上位版PS4と言われるNeo(出展はなし)や、XBOXoneSなどの進化したゲームハードの存在感たるや!

 でもマイクロソフトの発表でも見ましたけど、6T(テラ)FLOPSの処理能力を持つCPUを搭載していたり4K対応とか発達しすぎてる気がして、私、ついていけるのかななんて思ったりもしました(笑)。でもそんな時代だからこそ2Dやドットのゲームもいまだに出ていたりするし、ゲームを開発している方々にはあまり負担にならないでほしいと願うばかりです。個人的にはバンダイナムコゲームスの原田勝弘さんが和服で出てて日本を背負ってる感じがしてよかった! あとは『モンスターハンター』とか『ドラゴンクエスト7』『ドラゴンクエスト8』のリメイクなど、日本のビッグタイトルを中心にこれから世界に羽ばたくような雰囲気だったので、もっともっと世界でブームになってほしいなあと思います! 海外の人に堀井節をもっと! クールジャパン!

◆キャラクターの絵をひたすら見てニヤニヤするだけでもいいかも……ぐへへ……

 さて、今回ご紹介するゲームはこちら! 『サムライ ライジング』!!
 このゲームが発表されるとき、重大発表! 的なカウントダウンサイトでプロジェクトサムライと題されて、その時から面白そう!! と大注目していたわけであります。
 一応ざっくり説明すると和風ファンタジーの世界を舞台に謎の敵「荒神」を討伐していくアクションRPG! 『ファイナルファンタジー(以下、『FF』)』シリーズをインスパイアというか、『FF』の面白いところがふんだんに採用されています。私的には同じくスクウェア・エニックスの『ブレイブリーデフォルト』にも近い印象を受けました。

 本作にはジョブシステムもありまして、 各ジョブの特色がスマホゲームらしくアレンジされていて、まほうや特技もモンスター(荒神)もスクウェア・エニックスらしい雰囲気。そしてクリスタルもあるんです。クリスタルは荒神を倒すと手に入るエネルギーという設定になっていて、武器の成長やキャラの覚醒(同キャラ同士の限界突破)などはスマホゲーム向けにわかりやすく採用されています。

 そしてなんと、いわゆるスタミナといったシステムはありません! 最近のゲームは本当にスタミナシステムがありませんね……コンシューマーに近くなってきているのでしょうか、どこで回収するのかしらと心配になるのです(笑)

 アクションRPGのアクションの部分に関してはとっても簡単。スマホを指でそっちの方向をくいっと押しっぱにすれば移動。タップで攻撃。技も技ボタン押せば発動。『白猫プロジェクト』や『BLEACH Brave Souls』をやったことある方などはすんなり入れるかと。

 ストーリーが進行する場面がちょっとほかのスマホゲームと違って面白いのが、キャラクターのセリフが上から下に流れる、なんというかサウンドノベル的な感じ。途中には選択もあるし、びっくり! とか?! とかキャラクター同士の会話が見てるだけでとても楽しいのです。和風ファンタジーの中のクリスタルのお話、ということで実はストーリーも謎が多いんです。記憶喪失の主人公、荒神を倒すときに手に入るクリスタルは祀るという行為をして取っていたけど、祀らなくても取れるから祀る行為はいらないんじゃないか、とか……魅力的なキャラクターがたくさん出てきてくれるのもいいですね。

 ジョブにはおなじみの黒魔導士や白魔導士からはじまり、赤魔導士や龍騎士(竜ではない)、もちろんもいますが、世界感が和風ファンタジーということで他のジョブには、陰陽師とか匠修道士などがいます。キャラクターの名前も基本的にものすごく美しい和風ネームばかりです! あまり知らなかったようなきれいな日本語を勉強できたりします(笑)

 あと、音楽がものすごくいいです。壮大且つ和風……カプコンの『大神』とかもそうなんですけど、和風なBGMってものすごい気持ち入り込んじゃうんだよなあ……。私がいつも大・大・大注目しているSE(効果音)もすばらしいし、イラストも私が大好きな松浦聖さん! ブレイブリーシリーズや『リトルノア』を手掛けているかわいらしいメルヘンチックなファンタジーのイラストです。キャラクターの絵をひたすら見てニヤニヤするだけでもいいかも……ぐへへ……でももうちょっとイケメンほしい……←

 声もフルボイスとかじゃないし全員豪華声優で揃えました! という感じでもない。だがそこがいい。もちろん主要キャラクターはベテランの声優様方ですが、私的にはそこまでフルボイスでなくてもいいし、ゲームの内容を純粋に見れる感じがして好き

 そしてそして!! 戦闘なんですが! 属性がなんと! 最近では珍しい9種類! 火、水、土、風、氷、雷、聖、闇(今までの毒っぽい)、無属性。古風なRPGっぽさを残していて私は好き

 キャラクターの成長は御魂という敵を倒すと手に入る成長アイテムとオーブで成長させていくので、経験値システムとかではないですね。これは新しく参入したキャラクターも追いつきやすくていいですよね!

 あと気になるボス戦! これすごいんですよ、部位破壊があります!! 部位破壊できるボスの前には部位破壊できる場所がきちんと表示されます。もちろんタップするとターゲットできます。部位破壊すると本当に優秀な装備を落としてくれることが多いので積極的に狙っていきたいところ(いつもすでに死んでる)!

 『ドラゴンクエスト9』のお宝の地図のような地図が手に入ることもあって、一体何のダンジョンなんだろう!? というわくわく要素もあります! マルチプレイもあるし、ハードモード、エキスパートモードもあるし、ステージもストーリーもかなりボリュームもあるし、書ききれないいいぃぃぃ!!

 施設というかアジト的なところを成長させるシステムであるスゴロク。ただの基地の成長なんだけど、スゴロクという言い方とシステムにしたことで、なんかものすごくわくわくするんですよねー。これはあっぱれ

 あとね、筆文字で戦闘開始とか出るんだけど、なんかうまいんだか下手なんだかよくわからない(失礼!)シュールな字体がツボ。あとガチャでレアがでるとキツネのお面からひょっとこのお面になるの! シュールだわ……

 てなわけで前編はこんな感じで(笑)。また次回!

※編集部注:あまりにもガチなコラムになっておりますが、本当に椿姫彩菜さんが原稿を100%書いております。

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この記事を書いた人

椿姫彩菜
ゲームだけでなくマンガやアニメにも詳しい椿姫彩菜さんの近況はツイッターでフォロー&チェック!
https://twitter.com/ayanatsubaki

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