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椿姫彩菜の「スマホゲームって面白いじゃん!」【第36回】『サムライ ライジング』『ファイナルファンタジー』シリーズリスペクトな雰囲気とキャラクター観、ジョブ等は残しつつ重厚なシナリオと和の世界観。

 みなさんこんにちは! 椿姫彩菜です!!
 E3が終わりましたねー! もはや世界はVRに向けて準備をしつつ、わくわく胸を期待に膨らませていることでしょう!! もちろん、私もその1人です!
 実は『サマーレッスン(編集部注:PlayStation VR向けタイトル)』を体験させていただいたことがありまして。あまりのリアルさ新時代さにびっくりした記憶があります。なんというか、世界に入りすぎてしまうのです! もはやゲームと言ってよいのか……? というレベル!

 事実、『サマーレッスン』を作ったバンダイナムコゲームスの原田勝弘さんも、ゲーム以外にも医療などでも対人系のリハビリにもなるかもしれないと。というのも、実際に人に対する反応をするらしいんですね、VRの中で人に会ったとしても。例えば、変な話、始める前まではVRの中の女の子に近寄ってやろうぐへへ……なんて人も、実際体験してみると本当の女の子に対する接し方をしてしまって、もじもじしてしまったりするらしいのです。

 これはもういろんな、無限大の(言い過ぎかな?)可能性、遊び方、楽しみ方がありますよね。不動産、お家の内見なんかもVRになりやすいと聞くし、車の試乗ももちろん、日常にも当たり前に便利に入ってきそうです。もう実際にライブやコンサートは予定されているらしいし、体験したくてたまりません!

 先日、実は私、僭越ながらコジマプロダクションの小島秀夫さんとセガの名越稔洋さんとVRの話をする機会がございまして(なんという光栄!)、すごく盛り上がりましたね! 名越さんは実際に神室町(『龍が如く』の中の代表的な街)をVRで作って歩いたと言っていましたし、小島さんは新しいVRでしかできない、ゲームではない面白さを作りたいと。例えば大阪のおばちゃんに囲まれてひたすら話しかけられるとか? (とおっしゃっていましたw)、ホラーみたいなわかりやすいのもよいのですが、知らない人がただ向こうから近くに歩いてくるだけで実際は「怖い」というのも感覚を覚えるということですね。

 名越さんはとにかくAIを強化すべきとおっしゃっていましたね、ほんの少しのAIの不自然さで人は一気に冷めてしまう、と。日本が世界に誇るお二人とVRの話をできたことは本当に楽しかったなあ。お二人はあまりスマホゲームはやらないそう。というかゲームを「映画」というかコンテンツに近いものと捉えている2人だからなのかも、しれませんね。

 スマホゲームも映画のようなクオリティになれば、いずれお二方のスマホゲームも登場するかも……? でも一番嬉しかったのは、小島さんが「ゲーム業界の未来は、明るいことしかない!」と断言されたことです。技術はどんどん進歩して、ゲームはどんどん日常には欠かせないものになり、明るい未来しかない、と。なんか色々コンシューマどうなるの!? とかアーケードどうなるの!? とかいろいろ危惧してましたけど、一気に吹っ飛びましたね(笑)。ありがたいお言葉でしたー!!

◆『ファイナルファンタジー』シリーズリスペクトな雰囲気とキャラクター観、ジョブ等は残しつつ重厚なシナリオと和の世界観。

 さてさて大分私のゲーム話が長引きましたがw今回は『サムライ ライジング』後編になりますよー!!

 『サムライ ライジング』はすんなり入りやすい、フリックとタップでほぼ間に合う和風アクションRPG! 倉庫やその他の拡張なども、すごろく、というシステムにすることで課金ではなく楽しみながら各種増強することができます。装備強化も、合成の必要経験値が増えたものの、運営様による強化素材配布&限定クエストで補強できるので、ありがたいことであります!!

 そうそう、面白いシステムだと思ったのが「継承」です。キャラクターやジョブごとに固有のスキルがあるのですが、そのキャラクターを生贄(?)、というか合成的な感じで別のキャラクターに引き継ぐことができます。そのキャラクターはいなくなってしまうのですが、攻撃の強いキャラクターに回復魔法をつけられたりと、自分で好きな能力をキャラクターに付与することができるんです。ただし固有のスキルはレベルによって解放されるので、強いスキルはある程度育てないと継承できないわけです。

 今まで散々お世話になった白魔道士のキョウカちゃん……あなた中々育ってケアルラという回復を覚えてくれたので……新しく来てくれた黒魔道士カリンちゃんに引き継ぎます……ありがとうキョウカちゃん……!! カリンと私の中で永遠に生き続ける!!

 という楽しい継承もありますが、ゲーム自体のボリュームがやっぱりすごい。シナリオも重厚かつステージも多い! ノーマル、ハード、エキスパートと難易度も充実してるし、マルチプレイで気軽に難しいクエストでも行けるのが楽しいですねーやっぱり! LINEでお友達誘いたいなー(今の所相手はいない……!)♪
 でもやっぱり敵を引き寄せたりするスキルあるキャラクターが強いなあ……欲しいよー!! 部位破壊しやすいキャラクターとかも欲しいよー!!(笑)

 てなわけで、『ファイナルファンタジー』シリーズリスペクトな雰囲気とキャラクター観、ジョブ等は残しつつ重厚なシナリオと和の世界観。簡単でなじみやすいアクションの『サムライ ライジング』、ぜひ楽しんでみてくださいねー!

※編集部注:あまりにもガチなコラムになっておりますが、本当に椿姫彩菜さんが原稿を100%書いております。

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この記事を書いた人

椿姫彩菜
ゲームだけでなくマンガやアニメにも詳しい椿姫彩菜さんの近況はツイッターでフォロー&チェック!
https://twitter.com/ayanatsubaki

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