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【レポート】 『Ingress』XMアノマリー「Aeges Nova」はEnlightenedの勝利! 会場で明らかになった新情報もお届け

 7月16日(土)、東京都心部で『Ingress』のXM Anomaly(アノマリー)イベント「Aeges Nova(イージスノヴァ)」が開催された。
 このイベントは『Ingress』のストーリー上で登場する未知のエネルギーXMの異常発生により不定期に開催され、ゲーム内で激戦を繰り広げているResistance(レジスタンス)とEnlightened(エンライテッド)という2つの勢力がイベント対象エリアに集い、決められた時間とルールにのっとってバトルを繰り広げる。アノマリーイベントは世界各地で開催されており、日本ではこれまでに東京、京都、仙台、那覇、浜松で開催されている。ちなみにアノマリーイベントの結果によって『Ingress』のストーリーは大きく変わる。むしろ『Ingress』のストーリーの行方を決定するためにアノマリーイベントは開催されているのだ。自分たちが参加したイベントの結果がどうストーリーに関わっているのかが気になる方は公式サイトをチェックしてみて欲しい。

前日列
▲イベント前日の受付開始の様子。当日は作戦活動に集中するためか、前日受付には数千人のエージェントが訪れた。

 アノマリーイベントの東京開催は2年前の「#Darsana」以来となるが、公式発表によると、今回のイベントの参加人数はなんと10,000人以上! 世界各地で開催された過去の『Ingress』イベントの最高参加者数を大きく更新し、改めて『Ingress』の人気の高さに驚かされた。


▲『Ingress』がエージェントたちが製作したファングッズがズラリ。韓国など海外からの出展もみられた。

▲WILLER-TRAVELとの提携で誕生した「NL-PLIMEバス」。ここでしか入手できない限定メダルがもらえたり、社内で特別ムービーなどが楽しめる。

▲シンガーソングライター、『Ingress』ラジオDJ、グッズデザインなど、幅広く活躍しているsky walkerこと山本紗江さん。当日はソジャーナやガーディアンなどを題材にした曲も披露した。

 イベントの結果は、アノマリーイベントで圧倒的な強さを見せるエライテッドが今回も勝利。イベントの〆に開催されるアフターパーティーの最後に、イベント結果が発表されると会場に集まったエンライテッドのエージェントたちから大きな歓声が上がった。


▲エンライテンドの勝利がコールされた瞬間。

◆組織力とチームワーク? 圧倒的な強さをみせるエンライテッド


▲今のルールではあまり意味はなくなったといえど、日本周辺はガードリンクだらけ。超巨大CF(コントロールフィールド)への警戒は怠らない。

 アノマリーイベントは、ポイントの対象となるポータルを獲りあうクラスター戦と、シャードと呼ばれる物体を各陣営のゴールポータルに運んだ個数を競うフラッシュシャード戦が同時開催され、その合計ポイントで競われた。まずは両陣営の各ポイントを見てみたい。

 結果通して見るとすべての計測時間(Measurement)でエンライテッドがレジスタンスを上回っているのがわかるが、もう少し詳しくみてみると、Measurement2以降に比べてMeasurement1は両陣営のポイント差が少ないことがわかる。これはしっかりとした準備を整えて挑める最初の計測時間ならば、両陣営に致命的なほどの大きな差はないということだと思われる。


▲丸いピンクの玉がシャード。今回の作戦は両陣営ともにシャードのゴールポータルを基点にしたスーパーノヴァだ。2枚目の写真のようにゴールポータルにたくさんのリンクをつねげて、シャードの大量獲得を狙いながらリンクやコントロールフィールドの加点を狙っていた。

 これがMeasurement2以降になるとポイント差は一気に開きはじめる。どこに出現するかわからないシャードの運搬や、クラスターの獲り合いなど不確定要素があふれるなか、適正な人員の配置と作戦が機能したおかげだろう。この辺のバランスの良さには、毎度のことながら驚かされる。エンライテンドのブレーンを担っている方々にはまさに脱帽だ。

 また、エンライテンドはこれまでの経験から勝てる(負けない)人員配分や準備時間など、様々なデータを持っていて、それが大きなアドバンテージになっているように思えた。レジスタンスは、まず計測時間のひとつだけにでも勝利をおさめて、作戦のたたき台にできるような経験が欲しいところだろう。次回こそはレジスタンスの勝利がみてみたい。

◆ADAがついに日本語を習得! あのアプリの最新情報も……?

 今回の東京のAeges Novaはアノマリーイベントの主会場(プライマリー)だったため、アフターパーティーが開かれた。この催しは結果発表だけでなく、アジア統括本部長の川島氏、アジア統括マーケティングマネージャーの須賀氏といったナイアンティックのメンバーが、会場のエージェントたちと交流を楽しむお馴染みの会だ。今回も須賀氏の明け透けな黒歴史の告白に、川島氏が痛い俺トークで対抗する場面もあり会場を沸かせていた。


▲オンラインゲームで引きこもっていたという須賀氏。その過去を聞いた川島氏は、俺も全身オレンジの服でイケてるって……と暴露大会。

 基本的にはゆるく進行することで知られるアフターパーティーだが、もちろんそれだけではない。光文字や模様を空中に映し出す「かぐづち」のダンスには見入ってしまうエージェントが続出。その幻想的なパフォーマンス大きな拍手が送られていた。


▲光の文字が浮き出るかぐづちのパフォーマンス。生でみると感動すること間違いなし!

 さらに、スペシャルゲストとしてアニメ「エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優の緒方恵美さんが登場。世界2位のリクルーターとしても知られるBambooさん(ロックバンドmilktubのメンバー)から勧誘されてはじめたという緒方さんは、自らを「まったりエージェントです」といいながらも「ついつい2~3駅歩いてしまうこともあります」と、少しずつハマりはじめてる様子? 「街で見かけてもそっとしておいてください」と言い残してステージを去った。その時……!


▲マイペースで『Ingress』を楽しんでいるという緒方さん。

▲会場にADAが出現! 日本語で語りはじめた……!

 会場のスクリーンにエイダ(ADA)があらわれ、緒方さんの声音パターンと言語から日本語を習得したとの告白。次回アップデートで、各自のスキャナーから日本語で話かけるようになるとのことだ。今まで、英語に抵抗を感じていた方々はこの機会にぜひ遊んでみて欲しい。

 最後に、Niantic,IncのCEOであるジョン・ハンケ氏が登壇。イベントを手伝ってくれたボランティアスタッフへのお礼からはじまり、10,000人を超える人々を集結させるイベントに育てあげてきた須賀氏、川島氏や、会場のエージェントなどすべての人々に感謝の言葉を送った。 そして、具体的なタイトル名は会場で明かされなかったが、今世界で最もホットなゲームアプリが日本でも近日リリース予定だということや、そのゲームで生まれるであろうスマホを見ながらうろつく新たな不審者たちを仲間にして、もっとゲームを楽しんで欲しいと述べ、アフターパーティーを締めくくった。


▲『Ingress』や今回のイベントへの協力者に感謝を尽くしたジョン氏。

▲写っているのはほんの一部……。毎度ながら全員入りきりません!

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