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【レポート】『モンスターハンター エクスプロア』メディア探検会が開催、ひと足早く最新スマホ版『MHXR』を体験!

モンスターハンターエクスプロア

 6月26日(金)、カプコンは、スマートフォンゲーム最新作『モンスターハンター エクスプロア』のメディア向けイベント「『モンスターハンター エクスプロア』メディア探検会」を開催した。その様子を速報でレポートする。

 『モンスターハンター エクスプロア』は、2013年に『モンスターハンター スマート』として発表され、現在の『モンスターハンター エクスプロア』に改題された作品。基本プレイ無料アイテム課金制で、もともとiOS向けにアナウンスされていたが、Androidにも対応することが明らかにされている。

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 探検会では、最初にカプコンのCS第二開発統括 第二開発部部長にして『モンスターハンター エクスプロア』プロデューサーの杉浦一徳氏が登場。杉浦プロデューサーは、『モンスターハンター フロンティア オンライン』のプロデューサーを務めてきた人物でもある。
 杉浦プロデューサーは、発表からこれまでの経緯を語った後、「今の『モンスターハンター』が、どうモバイルで面白くなるか、その一点に集中して開発してきた」と説明。開発コンセプトとして「スマホ史上最高のMONSTER HUNTER」を掲げ、これを実現するために「グラフィック」、「マルチプレイ」、「継続する楽しさ」の3つのキーワードを挙げた。
 


▲『モンスターハンター エクスプロア』プロデューサーの杉浦一徳氏。

 続いて、『モンスターハンター エクスプロア』運営プロデューサーの山本千晶氏、ディレクターの岡野勇樹氏が登場。本作の具体的な内容をプレゼンテーションした。
 まずは『モンスターハンター エクスプロア』のメインビジュアルを紹介。これまでのハンター対モンスターに特化したビジュアルから趣を変えて、新コンセプトである“探検”を示すものとして作られた今作のメインビジュアルを「探検のワクワク感を見せ、ハンターと島の対峙をビジュアル化した」(岡野氏)と紹介した。
 本作の重要なポイントである“探検”は、モンスターと戦うクエストの外側にもあり、島にあるという“秘宝”を探して“偉大なる探検家”になるのが目的になるという。


▲運営プロデューサーの山本千晶氏。

▲ディレクターの岡野勇樹氏。

▲『モンスターハンター エクスプロア』メインビジュアル。冒険が強く意識されている。

 肝心のモンスターについては、『モンスターハンター3』『3G』のモンスターはすべて登場。『4』『4G』のモンスターについても検討中とのこと。
 さらに『モンスターハンター エクスプロア』オリジナルとして、いままでのモンスターになかった「特殊種」が登場すると発表した。


▲特殊種のひとつ、リオレウス豪火種。燃え盛る炎がいかにも強敵そう。

 武器については、「武技」と呼ばれる本作オリジナルの必殺技が新登場。同じタイプの武技でも個性があり、クエストによって使い分けていくのが戦いのポイントになるそうだ。


▲武技は武器それぞれで異なり、攻撃だけでなく回復用もある。

 『モンスターハンター』シリーズの醍醐味である4人マルチプレイについては、「一切の妥協をせず、徹底的に作りこんだ」(岡野氏)という。Wi-Fiはもちろん、LTE開戦でもまったく問題なく快適にプレイできるよう調整されているとのことだ。

 壇上では、実際のマルチプレイの実演として、登壇した開発陣3人とMCの4人でのプレイを実施。この中で、『モンスターハンター エクスプロア』にはオートモードがあり、見ているだけでも参加できることや、出発前に“狩玉”(課金などで入手できる)を使って「パワーアップ」できる要素も紹介された。
 プレゼンテーションでは、ジンオウガの討伐と、本作で新たに登場する特殊種であるリオレウス豪火種の討伐を披露。解説に気を取られた岡野ディレクターが落ちるハプニングはあったが、『モンスターハンター エクスプロア』が家庭用バージョンとくらべても引けをとらないクオリティであることが伺えた。
 狩猟で獲得できるのは、基本無料ならば宝箱4つ分で、それ以上は狩玉を使えば最大12個まで一気に入手可能。杉浦プロデューサーいわく、課金=強武器ではなく、課金すれば多く入手できるなどの快適さを提供するのがこだわりとのことだ。
 開発陣に聞いたところでは、武器は過去のシリーズ作のような生産方式ではなく、狩猟時に直接ドロップで入手。その他の素材でパワーアップをしていく方式とのことだ。


▲プレイヤー4人の画面はそれぞれ視点が異なる。『モンハン』らしい本格的な通信マルチプレイは健在。

▲この日だけの特別バージョンとしてお披露目のリオレウス豪火種!

 今後の予定として、4人マルチプレイに加えて、多人数かつ大規模でもプレイできるイベントも制作中。武器では、すでに公式サイトで発表されている12種に加え、チャージアックスも実装予定で、以降もどんどん追加していく考えを明らかにした。また、リリース後には『戦国BASARA』や『進撃の巨人』とのコラボレーションも決定済み。
 本格リリース前の展開として、Android版クローズドベータテストの実施も決定している。公式サイトで7月9日(木)まで募集、実施期間は7月10日(金)~7月13日(月)までとなっている。また応募者全員特典として、ハンマー「始まりの宝槌」もプレゼントされる。詳細は公式サイトを参照のこと。

モンスターハンター エクスプロア【MHXR】公式サイト
http://www.mh-xr.jp/


▲ベータテスト応募者特典のハンマー「始まりの宝槌」。

 気になるリリース予定は、8月に事前登録を実施、初秋を目処にAndroid版を先行リリースし、約1ヶ月後にiOSをリリース、その後に大型アップデートまでが予定されている。

 長く待っただけあって、『モンスターハンター』を見事にスマートフォンゲームにしてみせた『モンスターハンター エクスプロア』。リリースを待ちきれない人は、まずはクローズドベータに応募してみるのがいいだろう。

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