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コミック【とりあえず「ゲーム部!」2】#2-18 ゲームは力を合わせて作るもの

監修・原案:「ゲーム部!」実行委員会
まんが:森宮鈴

「ゲーム部!」実行委員会公式Twitter: @gamebu_info

■かもちゃん先生のゲーム制作お悩み相談室

(ご相談)
 ゲームのデザイナーに応募するためにポートフォリオを作っています。企業の人の重視するポイントなどがあれば教えてください。(専門学校・ポチさん)

(かもちゃん先生回答)
 企業によって重視するポイントは異なると思いますが、私の経験からお答えさせて頂きますね。

 ひとつ目は、基礎的な事がちゃんと習得できているのかどうかです。
 作品を見れば、基礎画力、ツールの習熟度等は測れますので、業務に必要なスキルを持っいるか、もしくは今後、必要なレベルに達する見込みがあるのか…等を見ています。

 ふたつ目はその人の熱量です。その仕事にかける意気込み、本気度といったところでしょうか。デザイナーの勉強に、これまでどれだけ時間をかけたのか…?これらはポートフォリオの作品数、作り込み度合というところで判断できます。

 3つ目ですが「仕事をする」という意識があるかどうかという点です。
 学生さんの作品を拝見していると、そこは大きく分かれるように感じます。
 仕事となれば、自分が好きなものだけを描くわけにはいかないわけですよね。自分が苦手なもの描かないといけない場合もあるわけです。それを理解しているのかを見ています。
 得意不得意はあると思いますが、作品が好きなものだけに偏っていないか、既存のゲームのグラフィックなどを研究して描いているかなどを見ています。

 総じて言えるのは、「今後一緒に仕事をする仲間を探しています!」ということかと思います。「この人とだったら、いい仕事ができそう」と思える相手を企業は必至で探しているわけですね。その視点から、ご自身のポートフォリオを見直してみることをおすすめいたします。

※このコーナーではゲーム制作におけるお悩みを募集しています。
「ゲーム部!」実行委員会ツイッター( @gamebu_info )にメッセージをお寄せ下さい。

【今回の登場人物】


◆かねこ:この漫画の主人公。プランナー。性格は明るく活発で負けん気が強い。楽しそうな事にノリでとびつくが飽きっぽい。ゲーム制作もそのノリで始めた割によく頑張っている。ゲームショウに出展してプランナーレベルが1アップ!好きな中華まんは「ピザまん」。

◆ゆってぃ:プランナー?のはずだが実作業はほぼできない。チームのマスコット的立ち位置。「かねこ」の事が大好きで、いつもついて回っている。「かねこ」の行き先には必ず「ゆってぃ」ありだったが、最近、自立してきたという噂も。好きな中華まんは「チョコまん」。

◆ぐっちゃん:リードプログラマー。数学の成績が学年トップの美少女。彼女に憧れる男子学生は多いが、容赦なく手厳しいセリフを浴びせるため、なかなか話しかける男子はいない。クールなようでライバルを助けたりするなど、仲間思いの優しい一面もある。好きな中華まんは「ごまあんまん」。

◆雄大:プログラマー。幼なじみである「ぐっちゃん」にくっついて情報学科に入学したものの、プログラムの成績は??? よくしゃべり場を盛り上げるのが得意。友情大事。好きな中華まんは「チャーシューまん」。

◆将軍:プログラマー。幼なじみである「雄大」にくっついて情報学科に入学。人間より動物としゃべるのが得意。普段はあまりしゃべらないが、突如、動物の鳴きまねをして周囲を驚かせることがある。それでもプログラムの成績は「優」。好きな中華まんは「肉まん」。

◆アッキー:デザイナー(仮)。ホストとよく間違われるがこれでも美術部員。「みんなのアイドル☆アッキー」を自称していてイタい奴だと思われている。打たれ弱く傷つくと引きこもってしまう。気が向かない事は結構適当。好きな中華まんは「ピザまん」。

◆水原:とある学園の生徒会長。いつのまにかゲームを作ってゲーコンに応募、予選をトップ通過した。生徒会業務そっちのけで「ゲーム部」に居候している。チームジェネラルのリーダ。ゲーコンの前日にチームのプログラマーが倒れるも、ぐっちゃんたちの助けで出展できた(Stage2-13話参照)。その上、優勝してしまうという、ちょっと憎たらしい奴。好きな中華まんは「あんまん」。

(C)森宮鈴/「ゲーム部!」実行委員会
※この物語はフィクションなので、実在の学校・人物とは一切関係ありません。

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