大盛り上がりのうちに幕を閉じたインディーズゲームイベントBitSummit 2015。それは私なっちゃんにとって初めての出張取材でした。今回の編集部日記ではその様子と感想を雑録的に記したいと思います。
なるべく「次回もBitSummitが京都で開催されるなら遊びに行きたい！」と思っている人のお役に立てそうなこと（というか私の失敗談？）も書きます。
■BitSummit訪問のコツ？1：新幹線は電車よりも酔いやすい！？（気がする）
ホームで迷いながらも無事新幹線に乗れた私。
「よし、あと数時間はあるから、取材の準備をしておこう」
と思った矢先、急激な吐き気が……！
普段はめったに乗り物酔いにならない私。
「こ、このわたしが……まさか……」
とうめいたきりずっと椅子でうずくまっていました。
新幹線はたびたび耳が「ぽわん」となるので電車よりも酔いやすいのかもしれません。もしくは、寝不足の影響かもしれません。景色を見ずに作業をしようとしたせいかもしれません。
なんにせよ、「新幹線での移動時間」を仕事の準備時間としてあてにすることはやめておいたほうが無難でしょう。
しばらく寝ていると気分が良くなりましたが、初めての出張は前途多難な幕開けになってしまいました。
■BitSummit訪問のコツ？2：迷った時は人に聞こう！
さて、京都駅に着いてさっそく迷った私。バスに乗らねばならないのですがバス停はたくさんあります。
「どうしよう……スマホで検索してみようかな……」
と思った時、一緒に来ていた先輩がすぐさまそばの人に道をたずねました。
その後も何度か道に迷ったのですが、先輩は早めに人に聞いていました。
「旅先ではスマホの電池が限られているから、なるべく早めに人に聞いたほうがいいよ。地元の人ならすぐわかることも多いし」
とのことで、な～るほど～とひざをうちました。
たしかに旅先でスマホの電池が切れてしまうと一気に不便になりますから、電池はなるべく節約したほうがよさそうです。
■BitSummit訪問のコツ？3：BitSummitは混む！ お目当てのゲームは先にプレイしておいたほうがいいかも！
BitSummit 2015は私たちの想像を超えた人気ぶりでした。ゲームの種類や時間帯によっても違いますが、人気作は試遊するために15分以上並ぶことも。
私は閉館直前になってから目当てのゲームのもとへ行ったのですが、たくさん並んでいたのでけっきょく遊べず、
「先に行っておけばよかった！」
と後悔しました。
2日目の早い時間に行ったら比較的すいていたので、狙っている作品がある方は早めに遊びに行くことをおすすめします。
ご当地キャラクターのまゆまろも会場をのっしのっしと歩いていました。後ろ姿はなぜか迫力がある……！
■BitSummit訪問のコツ？4：京都は暑い！！！ 日焼け止めがいるかも？
旅先ではたくさん歩くこともありますよね。この日の京都はセミの鳴き声が聞こえる真夏日で、私は日焼け止めを塗ってこなかったことを後悔しました。焼けたくない方は忘れずに持ってきてくださいね。
熱中症や脱水症状にもお気をつけください。
移動中に発見したMOTHER2のガチャガチャ！！！！！ 「ちょうどBitSummit来てる日に出会うなんて運命だわーーー！！！」と即ガチャ（インディーズの世界はMOTHERファンが多いのです）。一番好きなネスくんを一発で引き当てられて大満足です。カバンにつけてみると透明だからそんなに目立たず、いわゆる「大人かわいい」って感じで最高です！（笑）
■BitSummit訪問のコツ？5：スマホの電池を充電させてくれるところを見つけるには……
旅先だといくら節電していてもいつの間にかスマホやPCやデジカメの電池がなくなっていたりしますよね。ポータブル充電器を持っていればいいのですが、それも無かったりして……。
私も今回
「どうしても充電しないとまずい！（泣）」
という状況になってしまったので、充電させてもらえる場所を探しました。
有料の充電器がある施設もありますが、それがなかなか見つからない場合はレストランやカフェで聞いてみるといいです。スターバックスやドトールなどもともと充電用のコンセントが設置されている店でないふつうの店でも
「充電させてもらえませんか？」
と聞くと、意外なほどあっさりと充電させてもらえることが！
……と言ってもあまりたくさん電気を使ってしまっては申し訳ないので、必要な分だけ充電して（もちろん食事も頼んで）早めに退散しました。
いやあ、ほんと、ありがたかったです……。感謝感謝です（次回はちゃんとポータブル充電器持っていきます……）。
カフェで食べた「祇園ア・ラ・モード」。抹茶の風味豊かなアイスとコクのあるプリンと豆の味を活かしたあんこがおいし～～～～い！ もう一杯食べたい！
■閉会式（授賞式）
閉会式（授賞式）の様子。
いよいよBitSummitの閉会式。司会のお姉さんが
「開会式を始めます！」
と言って
「はじまるの！？」
と会場全体から突っ込まれるおちゃめなハプニングもありました（笑）。
受賞されたみなさんはとてもいい笑顔をされていて、「インディーズゲームの世界っていいなあ」とあらためて思いました。
今回の取材で素敵な作品とイキイキした開発者のみなさんを見て
「私もゲーム作りたいなあ～」
なんて楽しい空想をすると同時に、
「みなさんのためにもいい紹介記事を作るようにがんばろう！」
と思いました（快く取材させてくださったみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました）。
受賞作品・ノミネート作品の一覧はこちら → http://otakuindustry.biz/archives/1848
去り際に見た京都タワーは暗くなりかけた空の中にろうそくのように浮かび上がりとても綺麗でした。さようなら京都。ありがとうBitSummit。いつかまた……。
■おまけ
京都のおみやげといえば、誰がなんと言おうとやっぱり八つ橋…………と思ったらジバニャンが八つ橋かぶってるーーーー！！！！！ 妖怪ウォッチぜんぜん知らない私も「めっちゃかわいい！！！！」と衝動買い！ 癒されます！