「生き残る種とはもっとも強いものでも、もっとも知的なものでもない。もっとも変化に適応したものである」
実はこれは生物の生態系を語るときにだけでなく、あらゆる場面で当てはまる言葉なのです。
これはスマホゲームにおいても同様のことが言えます。どれだけゲームシステムが面白く、キャラクターが魅力的なゲームであっても、ユーザーの好みやコンソールの多様化についていけなくなればいつかは衰退してしまいます。そうならないためにはつねに変化に適応していくしかない。
そして『ウチ姫』も、日々変化に適応を続けているのです。
▲ver4.2.2にアップデート。
そんなわけで『ウチ姫』が進化。基本的にはマルチプレイ関連が大幅にアップデートされるようです。大きな追加要素としては「セレクトエリア」と「王子の新ジョブ」、「キーエリア」ですね。セレクトエリアは進化素材がドロップするエリアを1日1種選んでプレイできるというもの。これまでは必要な進化素材があっても最大6日間待つ必要がありましたが、セレクトエリアを利用することで大幅に短縮されることになりそうです。
キーエリアに関しては「ハニメタとアムール救出をプレイできるようになるアイテム」が追加されるとのこと。おそらくその「キー」が今後イベントの報酬などで配布されるのでしょう。URやSRの愛情度上げはアムール必須といっても過言ではないため、アムール入手の手段が増えるのは素直によろこばしいですね。
そして王子のジョブ。今まではナイトやランサーなどの基本職と魔法戦士やブラックランサーなどの上級職だけでしたが、今回はその上を行く最上級職が登場。聖騎士、拳聖、ドラグーンの3種が公開されました。
▲金色の枠のジョブが登場。現在はまだ転職できないようなので実装が待たれます。
マルチプレイやりこみ勢にとってはさらなる到達点が現れたということでモチベーションの増加に繋がりそうです。
個人的には「通信切れ王子のAI強化」が非常にうれしいですね。今までは通信が切れてしまったほかのプレイヤーは「適当な角度で王子を弾く」以外の行動を取ってくれず、ぶっちゃけた話いないほうがマシなレベルのお荷物でした。姫魔法を使ってくれるようになればスムーズに進行できるようになります。こういったユーザーの要望が反映されている点はとても高評価です。
そして通常プレイの追加要素は「姫魔法レベル」。 これはマルチプレイをすることで稼げる「姫Exp」を一定量貯めることでレベルアップするというもので、MAXになるとクエスト開始時の姫魔法発動までのターン数が減少、さらに愛情度がMAXの場合は開幕から発動状態になるというシステムです。
▲姫魔法の下に姫魔法レベルが表示されるようになりました。
これまでは開幕から姫魔法を発動できる状態にするにはSRエマ・ビューティやSRミル・ホルスタインなどのリーダースキルに頼るしかありませんでしたが、今後は彼女たちに頼らなくとも姫魔法レベルを上げることで開幕発動状態でクエストに挑むことが可能になりました。
というわけで、さまざまな要素が追加された大きめのアップデートでした。もはや『ウチ姫』が「生き残る種」であることはダーウィンにも疑いようのないことでしょう。