僕らオタクはいつでも難民だった。
今ではさまざまな層の人々がアニメを視聴したり、ゲームをプレイしたりするようになりましたが、僕が中学高校生のころはとにかくオタクと言えば迫害の対象でした。もう翻訳サイトで「彼はオタクです」と入力すると「He is very KIMOCHIWARUI」とか翻訳される勢いで嫌われていました(あくまでモノの例えですよ)。
まぁ現代ではそういった迫害はほとんどされていない、それどころか噂によるとオタクであることがスクールカーストの上位になる秘訣だそうなのですけれど、それでも現代のオタクは変わらず「難民」になっているらしい。
いったい何故なんだ。なんで市民権を得てきたオタクが今でも難民になっているんだ。そんな疑問を解消すべく筆者が調査を続けていると、とあるひとつのモンスターコンテンツに出会ったのです。
▲これが今でもオタクを難民にしている『きんいろモザイク』(以下『きんモザ』)だ!
そんなわけで今回は数多くの「きんモザ難民」を生み出したアニメ『ハロー!きんいろモザイク』とのコラボイベントです。
以前『ダンまち』コラボのときにも「コラボイベントは難易度が低い傾向にある」と説明しましたが、今回のイベントはさらにその難易度を下げてきています。
具体的にどう下がったのかといいますと、まずレアボスが出なくなりました。前回の『ダンまち』コラボはステージを進めてボスを倒すとレアボスが出現し、都合2回のボス戦をこなさなければならなかったのですが、今回はそのレアボスが出現しないのでボス戦が1回で済みます。
そしてボスの攻撃力も減少し、ダメージが400程度まで下がりました。『ダンまち』のボスが600近いダメージを叩きだしていたことを考えるとかなりの弱体化と言えるでしょう(ただ、その分HPは1.5倍くらいになったのですが)。
今回も最大難易度は「魔王級」。この程度ならもはや敵じゃないですから、さっさと攻略していきましょう。
▲今度のピヨきちは大宮忍を意識したこけしモード。
通常ステージに関しては厄介な敵も面倒なギミックも登場しません。もう「こんなん目をつぶってても攻略できるぜ」って感じなのですが、本当に目をつぶって弾いたらタルに引っかかってカエル王子がその場で反復横跳びを開始してしまい、敵ユニットに1ダメージも与えることなくターンが終了してしまったので、油断は禁物です。
▲ボスも忍のコスプレピヨ。
攻撃までのターンは3ターンですが、その攻撃ターンに事実上の1回休みである「ぼーっとしている」をすることが多く、そこまでダメージを食らうことはありません。
もっとも厄介な行動はフィールド上にいる雑魚敵の残り攻撃ターン数を1にしてしまう「位置についてよーい」でしょう。雑魚敵とはいえ20体近く湧いてきますから、もしほとんど「位置について」の返しで全然雑魚が倒せなかった場合はボスの攻撃なんて目じゃないくらいの大ダメージが待ち受けています。つねに全体攻撃か分身で雑魚を一掃できるように準備をしつつボスを殴りましょう。
そんなわけでサクサクっと攻略して入手したコラボユニットがこちら。
▲和淑姫こと大宮忍ちゃん。
『ウチ姫』には珍しく、ユニットのイラストが原作仕様になっているのが特徴的ですね。アニメのファンにはうれしい仕様という感じでしょうか。
ちなみに今回も進化のためには同一姫が4人必要なため、最大まで育成しようとすると9人の忍ちゃんが必要です。初回クリア以外は確定ドロップにならず、9人集めるのは結構洒落にならない面倒臭さなので、忍ちゃんを愛してやまないプレイヤーは頑張ってください!