◆スマホゲームの枠を飛び越える美麗グラフィック＆本格アクションを堪能！
ゲーム開始直後から怒涛のボス戦ラッシュ！ 従来の“スマホ用RPG”とはまったく異なるスタイルのアクションRPGとして注目を集めている『The World II』をプレイレビュー。
ゲーム内容は、とにかく目の前に立ちふさがる巨大ボスを、アクションを駆使して倒していくというシンプルなもの。ゲーム自体は英語表記になっているものの、使われている英語は簡単なものばかりなので安心してプレイしてほしい。今回は、キャラクター紹介や現在プレイ可能な本作のメインコンテンツ「ボス戦」を中心にレビューしていく。
◆序盤に操作するキャラクター選択からスタート！
本作のキャラクターは自分で作成するタイプではなく、あらかじめ用意された3人の中から選んで操作することになる。とはいえ、序盤のクエストを少し進めると残りのふたりも助っ人の仲間として参戦したり、プレイヤーキャラクターとして選んだりできるようになるので、気軽に選んで問題ナシ。
▲「Violet」さん。キリッとした感じが可愛らしい女の子で、ステータス的には攻守バランスがとれているタイプ。使用可能な攻撃スキルも「連続斬り系」「単体に大ダメージ系」「遠距離系」と使い勝手のいいものが揃っている。
▲「Dorrit」さん。少し勝ち気な感じのイメージが伝わってくる女の子。機動力が高く、範囲の広い多段攻撃を得意にしている。
▲「Sean」さん。片目に傷のある渋いオッサン。機動力は低いものの、3人の中では随一の攻撃力を誇る。攻撃スキルは、使い勝手にややクセがあるものの威力の高い。
◆簡単操作でダイナミックなアクションを実現！ タイムアタックや部位破壊要素もあり!!
操作は仮想レバーとなっている画面左側部分をタッチしてキャラクターを動かし「通常攻撃ボタン」「3つの攻撃スキルボタン」「回避ボタン」を状況に合わせてタップするだけという簡単さ。攻撃を避けつつ隙をみつけ、強力な攻撃スキルを叩き込むという“狩り系”ゲームではおなじみの流れでボスを討伐していこう。
▲ド迫力のボス戦。ボスはバリエーションに富んだ攻撃方法で襲ってくる。上手に避けながら、強力な攻撃スキルを叩き込もう！ ちなみに視点も変更できるので、自分の見やすい視点に切り替えて戦うといい。
▲リザルト画面では、討伐時間に応じたランク、MAXダメージ、部位破壊状況などが確認できる。ボスによって破壊できる部位が異なるので、破壊できる場所を探るのも楽しめるポイントだ。
登場するボスはRPGらしく“クエスト”という形で表示される。最初のボスを倒すと新たなボスに挑戦できるようになり、一度倒したボスには何度でも挑戦できる仕組みだ。スマホゲームにありがちな“スタミナ”的な要素はないので、心ゆくまでプレイできる点もゲーマーとしてはありがたいポイントだ。
またクエストにはランクが設定されており、ランクが高くなるほどボスはより強く、攻撃方法も多彩になる。ちなみに筆者は「Bランクの6体目」まで討伐できたが、次の7体目に手こずっている状態。どうやらこの「B-7」のボスは、多くのプレイヤーの“最初の壁”的な存在のようだ。アクションに自信のある方は、ぜひ「B-7」に挑戦してみよう。
▲こいつが難関「B-7」のボス。仕事の合間を縫って何度も挑戦しているが、いまだ倒せず……悔しいです!!
◆待ち遠しいアップデート！ 楽しみすぎる実装予定のコンテンツ!!
このレビューの執筆のために本作をプレイしたときは、巨大モンスターとのバトル以外のコンテンツは未実装の状態だった。しかしながらロード画面のTIPSでは“期待せざるを得ない”未実装部分のコンテンツが一部紹介されている。その気になる内容を抜粋して紹介しよう。
▲「80の巨大モンスターがキミの挑戦を待ち受ける」 ―― 巨大モンスターは80種類も存在している!? この先、どんな巨大モンスターが現れるのか非常に楽しみ!!
▲「自由なスキル設定、装備の組み合わせも無限大」 ―― 自分だけの個性的なキャラクター作りができるようになりそう。カッコいい武器や防具、強くてド派手なスキル……うん、早く使ってみたいです!!
▲「国を作り、世界と繋がろう」 ―― あまりに気になって公式Facebookを確認してみたところ、どうやら箱庭シミュレーション的要素も追加される模様。う～ん、楽しみ！
▲「友達と協力しよう」 ―― 待ってました、協力プレイ！ やはりこういう狩り系のゲームは友達と一緒にプレイするのが最高に楽しいですよね!!
▲「5対5のリアルタイムバトル」 ―― 対人戦は通常の狩りとは違った戦いが楽しめそう。対人戦用のスキルや装備を研究したり……これは間違いなくハマる!!
3Dゲームとは思えない動作の軽さ、そしてグラフィックの美しさに魅了されまくり。まだ未実装な要素は多いが、メインのボスバトルだけでも十分楽しむことができる。今後、新たに装備やスキルが開放され、さらにコンテンツが充実することを考えると、底知れないポテンシャルを秘めたタイトルといえるだろう。
