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【TGS2015】『アルケミアストーリー』日本のコマンド式RPGとオンラインMMOの融合に挑戦! エンディングまでじっくり楽しめるMMOJRPG!

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▲MCは“はらとも”こと、タレントの原朋子さん。コスプレ衣装も決まってました。

 アソビモ株式会社は、千葉県の幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2015(以下、TGS2015)」のアソビモブースにて最新タイトルステージを開催。2016年リリース予定の新タイトル『アルケミアストーリー(以下、アルスト)』を発表した。

 ステージに登壇した井上プロデューサーは『アルスト』をMMOJRPGとして紹介。MMOJRPGとは、日本で独自に進化してきたコマンド式のRPGをJRPG( Japan Roll Playing Game)と呼び、それを現代のオンラインMMORPGと融合させたものだ。
 「昔、RPGにハマった経験のあるユーザや、まだMMORPGのプレイ経験がない初心者まで楽しめるようなゲームにしたい」と様々な工夫が盛り込まれ、「主人公は魔王を倒すために旅立つ」という超王道ストーリーを主体にゲームが進行する、1回のプレイは5分程度を想定、と遊びやすさを重視したゲームであることをアピール。王道ストーリーには欠かせない「必ずハッピーエンド!」となるエンディングが存在することも明かされ、「昨今の育成重視のゲームでは味わえない“ゲームを解いた!”という満足感を味わっていただけます」と語っていた。

 また、アソビモのMMORPGの特色のひとつといってもいい、キャラメイクの自由度の高さは『アルスト』でも健在。身長・体重・胸の大きさ・年齢・顔の輪郭・目鼻口の形や位置など、スマホゲームトップクラスのカスタマイズが可能。
 カスタマイズしたキャラクターは、モーションブレンドという3DCD映画に使われる技術を用いて、その表情や表現も豊か。より世界観に入り込みやすくなっている。
 キャラクターだけでなく、フィールドで表示されるキャラクターの影に関しても、これまでの丸影ではなく、自然な形でうつし出されていた。


▲スマホゲームでありながら、細部までこだわれるキャラメイクはアソビモMMOなら常識?

▲キャラクターの表情も豊か、会話シーンだけでなく、通常のフィールド画面の表情にも注目とのこと。

▲影の描写もよりリアルに。もはやスマホゲームとは思えない。

 コマンド式のバトルシーンに不安を感じる方もいるかもしれないが『アルスト』では、マッチロック社のBISHAMON(ビシャモン)による凝ったカメラ演出とド派手なエフェクトで、ユーザが退屈を感じないようにが工夫されている。映像ではしっかりと爽快感が感じられ、完成度の高さが伺えた。


▲ド派手なエフェクト。コマンド形式でも臨場感は満点!

 最後に『アルスト』をプレイする上で欠かせないYOME(ヨメ)を紹介しよう。
 YOMEとはYour Own Meet Everyday(あなた自身の素敵な日常)の略称で、ゲームをはじめたときからプレイヤーをサポートしてくれるパートナーのこと。シナリオの進行から、道のアシスト、戦闘への助力やアイテム合成など、しっかりとプレイヤーを支えてくれるNPCキャラクターだ。
 YOMEに関してもプレイヤーキャラクターと同様に細部までカスタマイズすることができ、YOMEのサポートがあれば、ソロプレイでもエンディングまで楽しめるという。MMORPGでありながら空いた時間に自由にプレイを進められるのは嬉しいところ。
 ちなみにYOMEは女性キャラクターで紹介されているが、男性キャラクターでも作成可能。主人公が男キャラクターで、男のYOMEとコンビを組ませることもできるので、そこはご自由に……。


▲『アルスト』を楽しむために欠かせないと、YOMEについて熱く語る井上プロデューサー。

 2016年リリース予定ということで、リリースまでまだ間があるが、昔からRPGをプレイしているユーザにとっては、楽しみなタイトルのひとつであることは間違いない。続報に期待しよう。

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