株式会社サクセスは、東京ゲームショウ2015(以下、TGS2015)のスマートフォンゲーム/ソーシャルゲームコーナーのサクセスブースにて、iOS/Android用ゲーム『PSYVARIAR REASSENBLE(サイヴァリア・リアセンブル、以下リアセンブル)』をプレイアブル出展。名作シューティングがどんな形でスマホで遊べるのか。さっそくレポートしたい。
『PSYVARIAR(サイヴァリア)』といえば、2000年にアーケードでリリースされたシューティングゲームで、敵弾や敵機にかすることで自機が無敵になってパワーアップする「BUZZシステム」が話題となった知る人ぞ知る名作だ。
『リアセンブル』での操作は画面を指でなぞると自機の移動、画面から指を離すとショットを撃つ。移動は画面のどこをなぞっても操作できるようになっていて、自機の上に指を置いてしまうと見づらくなってしまうので少しずらした場所をなぞるのが基本のようだ。
そして『リアセンブル』になってもBUZZシステムは健在。敵を撃ったり、かすったりすると画面の両脇にあるBUZZゲージが上昇し、フル(MAX)になるとレベルアップの表示とともに自機が数秒無敵になり、体当たりで敵にダメージを与えられるようになる。この無敵中も次のBUZZゲージがたまり続けるため、無敵の間に再びBUZZゲージをフルにすれば、無敵状態が継続するようになっている。
そう。『PSYVARIAR』とは、この無敵状態を長続きさせるために、いかにかすって体当たりをするかというゲームなのだ。
シューティングゲームでは、敵を倒すことで点数が入るのが基本だが、このゲームでは敵の弾にかするだけでも点数が入るため、かすり続けることで自然と高得点が出せるようになる。できる限り無敵状態をキープするために敵や敵弾の密集地帯へ突っ込んでいくため、プレイ画面もド派手で見応え満点。
画面をなぞるという操作は、昔のレバーやコントローラーと違って、直感的なスピードで操作することが可能になる。正確性を求められると話は変わってくるが、このスピードが次の弾幕を求めて画面を駆け回る『PYVARIAR』のプレイスタイルと相性が良いように思えた。リリースは今年中を予定しているとのことなので、もうしばらく待っていたい。
シューティングはちょっと……という方にも、このゲームは弾幕のなかを突っ切る自機を見ているだけでも爽快感があるので、TGS2015に出かけたらサクセスブースをのぞいてみてほしい。今ならブースで体験プレイをすると特製缶バッジももらえるそうだ。