10月16日（金）、Cygamesは、これまで謎のカウントダウンを行なっていたプロジェクトについての発表会を開催、新作ゲーム『シャドウバース』を発表した。
『シャドウバース』はスマートフォン向けの本格対戦型カードゲーム（TCG）となっており、自分で選んだカードでデッキを組んで相手と戦う、競技性と戦略性の高いゲームとして制作中と公表された。
佐藤かよさんとガッチマンさんが司会を務めた発表会には、プロデューサーにしてCygames取締役の木村唯人氏と、ディレクターの齊藤優太氏が登壇。『シャドウバース』について紹介し、登場するキャラクターなど『神撃のバハムート』と深い関係があるタイトルと発表した。
会場と、発表会開始と同時にオープンした公式サイト上では、プロモーション映像も公開。『神撃のバハムート』のキャラクターも登場している。
また音楽は、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』『相棒』『TIGER＆BUNNY』などを手がけ、数々の賞を受賞している作曲家の池頼広氏。プロモーション映像でもその手腕をすでに発揮している。
▲木村プロデューサー（写真左）、齊藤ディレクター（写真右）。
『シャドウバース』公式サイト
https://shadowverse.jp/
発表された『シャドウバース』のゲームシステムは、「ユニット」「SPELL」「FIELD」のカードで組んだデッキを駆使し、相手キャラクターの体力を0にすれば勝利、というもの。カードは初期から400種類以上が用意されるとのことだ。
本作で特徴的なのは、ユニットカードを進化させるシステム。進化はバトル中に行なわれるもので、いつカードを進化させるかが戦略の鍵になるという。進化の仕組みは『神撃のバハムート』にもあったことから、これを踏襲したものになる可能性もあるだろう。
今回の発表では、ストーリーモードに登場するキャラクターとして、7人のキャラクターが紹介された。そして最後に、「謎のキャラクター」として「ロザリア」が紹介。TCGでありつつ、キャラクター同士の関係性もあるストーリーを感じさせる形となった。
発表会には、今回公開されたキャラクターから、アリサ役の優木かなさん、イザベル役の佐倉薫さん、エリカ役の石上静香さんも登壇。それぞれに今回の役への思い入れも語られた。
さらに発表会では、本作のイラストレーターとして、『神撃のバハムート』の人気キャラクターを多数手がけている虫麻呂さん、同じく『神撃のバハムート』のほか『リトルノア』『グランブルーファンタジー』を手がけている香川太郎さんも登壇。両氏とも、本作への参加が発表されている。
▲左から、優木かなさん、佐倉薫さん、石上静香さん。
▲イラストレーターの虫麻呂さん（写真右）、香川太郎さん（写真左）。
また、『シャドウバース』は、すでにゲームだけでなく、多方面でのコンテンツ展開も決定。まずは邪武丸さんによるコミカライズと、今回登壇の声優メンバーによるWebラジオが発表された。
そして本作は、eスポーツとして賞金制大会の開催も決定。さらに英語版の配信も決定しているため、世界的な展開も予定されている。
気になるリリース時期は、「春になる前には」（木村プロデューサー）。それに先駆けて、すでに公式サイト上で、事前登録とクローズドβテスターの募集が開始されている。クローズドβテストは年内を予定しているとのこと。
また、ユーザーを招いての先行体験会も開催予定。
今後の最新情報は、主に公式サイトと、公式Twitterで告知されていくとのこと。Twitterフォロワーには、今回登壇の声優メンバーとイラストレーターによる色紙のプレゼントも予定しているそうなので、気になる人はフォローしておきたいところだ。
東京ゲームショウ2015での巨大ブース展開など、飛ぶ鳥を落とす勢いのCygamesが本気で仕掛ける『シャドウバース』、注目が集まる作品になりそうだ。
『シャドウバース』公式サイト
https://shadowverse.jp/
『シャドウバース』公式Twitter
https://twitter.com/shadowverse_jp
※初出時、齊藤氏のお名前が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。