◆10月の『Ingress』ニュース
★10月のファーストサタデー、大阪がダントツで1位
https://fevgames.net/ifs-10-2015/
10月3日に日本でも行なわれたファーストサタデーにて、大阪が獲得AP、レベルアップ、総歩行距離でぶっちぎりの1位となりました。ほかにも岩手、大槌も10位以内に入っていて、上位に毎回日本勢がいるのは凄いと思います。
★Niantic Inc.がポケモングループ、任天堂、Googleから最大3000万ドルの資金調達
http://www.nianticlabs.com/blog-jp
Googleから独立し、その資金調達先がどうなるかと憶測を呼んでいたNianticですが、おそらく、『Pokemon Go』の開発に伴って、ポケモングループ、任天堂およびGoogleから、まずは2000万ドル(現在のレートで約24億円)、さらにマイルストーン到達で追加1000万ドルの合計3000万ドルを調達することが発表されました。
この件に関してNianticの川島さんが発言しています。
https://plus.google.com/u/0/+MasashiKawashima/posts/jFa9VNfXPmY
この資金を元手に『Pokemon GO』だけでなく、IngressやENDGAMEの発展も進むことを期待しましょう。
★全国の丸善、ジュンク堂書店、文教堂がポータルに!
http://honto.jp/cp/hybrid/campaign/ingress
Niantic Inc.として独立後、初のスポンサーとして大日本印刷グループの書店である丸善、ジュンク堂書店、文教堂がポータルとなります。また、このコラボレーションに合わせて11月1日から146店舗にて「honto×Ingress」オリジナルしおりが配布されます。しおりはなくなり次第終了とのことです。
★Ingressと東急ハンズのコラボミッション発動
東急ハンズ池袋店で取り扱っている商品に関する、クイズ形式のミッションが用意されるようです。詳細は東急ハンズ池袋店のホームページ、ツイッターにて告知されるとのことです。
★『蒼き鋼のアルペジオ』公式ミッション、さっそくチャレンジしてきました!
公式ミッションが承認されたということで、10月3連休に横須賀まで友人たちとアニメ『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』公式ミッションにチャレンジしてきました。
ミッションの順番としては浦賀・観音崎からスタートし、横須賀へ移動してくる形になります。これから行く方へのアドバイスとしては、1番めとなるMUSASHIのミッションが観音崎をぐるっと回る形になるため、距離と高低差が全12ミッション中で最も大きく疲れます。また横須賀で10番目となるHYUGAのミッションは猿島へ渡る必要があり、島内での移動時間を考えると15時30分発までの船に乗らないと1日で回り切ることができませんので注意が必要です。今の時期はミッション公開直後ということもあって、行く所でポータルの取り合いでさながらプチアノマリーとなっていました。
▲三笠公園にある記念艦三笠。この日はアメリカ海軍の空母ロナルド・レーガンの公開日でもあったので大変な賑わいでした。
▲12ミッションのうち2つ以上をクリアすると貰えるステッカーとグルメスタンプラリーのパンフレット。ステッカーは横須賀海軍カレーのお店でもらえます。
◆各種作戦はどうやって実行される?(2)
前回は企画から計画段階での情報共有の仕方についての流れでしたが、今回は実行段階での対処についての流れをご紹介します。
★作戦開始前にブリーフィング
作戦の規模によりますが、小規模なものなら1回ぐらい、大規模なものなら場合によっては数回、打ち合わせ(ブリーフィング)が行なわれます。小規模なものだとファミレスや居酒屋などですが、大規模なものだと公民館などの会議室を借りて行なったりします。ここでは作戦全体のイメージの共有と当日までの準備、そして実行班の行動規則などを決めることです。資料は前回に紹介したGoogleドライブやGoogleドキュメントで共有しているので事前に見ることができますが、実際に会って説明してもらうことで理解力が上がります。そしてなによりも、大規模になればなるほど、自分の見知らぬエージェントが参加してきますので、参加するエージェントと事前に顔合わせができるということが非常に重要です。こればかりはハングアウトなどのチャットやGoogle+ではどうにもできない、重要なことです。
★実行時の対処
作戦が始まると担当する役割を全力でこなすことになります。たとえば巨大CFや多重CFなら
・通したいリンクに対して障害となっているリンクをカットする係
・通したいリンクを通しやすくするためにそれに並行する形で新たなリンクを張られないようにするためのガードリンクを作る係
・相手陣営からの基点攻撃に対応するための防御係
・リンクの頂点を作っていく係
・CFを形成するリンクを構築する係
という感じで分かれます。作戦に参加している自分達だけならなにも問題なく作戦は終わりますが、実際は相手陣営もいるし、同じ陣営でも作戦に参加していないエージェントも絡んできます。大半の問題は作戦として意図しないリンクが張られてしまうことです。そういった場合の対処は近くにいるエージェントが対応することになりますが、相手もまたエージェントですので、場合によっては実際にリアルキャプチャしてリンクを張らないようにお願いしたりします。そういったことの積み重ねで作戦は成功へと導かれていきます。
★島を使った作戦はどうやっているのか?
XM Anomaly Abaddonの開催が迫ってきました。11月に台湾のアノマリーが控えており、沖縄での開催も2か月を切りましたが、どちらも島ということで、今まで国内で行なわれていたアノマリーとは少し様子が違います。何よりも過去のアノマリーよりも、さらに大規模なCFで覆いやすいという点です。今回のように、島を使って色々なことを行なうには非常に重要な事があります。どうやってその島へ行ってポータルを確保しキーを運んでくるか、です。
実際に行なっていること自体はすごく単純です。その島のエージェントをCOMMやハングアウトで声がけしてポータルキーを集めてもらい、誰かが事前に旅行などで行く人に声をかけて、その人と島のエージェントと落ち合ってもらってポータルキーを回収してきてもらうだけです。そのあたりの人選というか、人のつながりをつけるのが大変なのですが、そこは各陣営共にネットワークを持っていてやり取りしています。またアノマリー当日ならアノマリー会場へ行かず、ほかの島に渡って待っているエージェントが実はたくさんいます。東京から近いところですと、竹芝桟橋から行ける式根島。ここはもはや複数名のエージェントが行く定番の島になっています。また今度のアノマリー会場となる沖縄から、さらに飛行機で渡る南大東島も定番の島遠征場所となっています。
▲これだけしかポータルがない南大東島ですが、日本だけでなく、東南アジアでも戦略的に非常に大きな意味のある場所にあるため、各種作戦で取り合いになります。当然ここでの補給は満足にできません。沖縄からセスナで行くことができます。ちなみにauは基地局を設置しているので完全につながります。
▲竹芝桟橋から船で渡れる式根島。過去のアノマリーやアーティファクトで大変重要な拠点になりました。夜に東京を出発して朝到着するフェリーで行くのが定番です。
もし大規模作戦で島担当で参加してみたいなら、Google+やハングアウトでアピールすると、どこからともなくお誘いの声がかかるかもしれません。