◆古今東西の英雄たちがいっぱいの世界で建国だー！
スクウェア・エニックスさんの新作ですってよ、奥さん！ ある程度ゲームをプレイしている人なら、同社製ゲーム開始前におなじみのロゴがばーんと出たあたりでワクワクしちゃいますよねえ。あの名作とかこの名作を作ってきたスクウェア・エニックスさんのタイトルですからね。
ちなみに『無限∞ナイツ』は『ドラゴンクエスト』シリーズでプロデューサーとして活躍してきた市村龍太郎さんが制作しているそうで、運営開始からわずか2か月ほどで200万ダウンロードを突破！ この『無限∞ナイツ』は、嫌が応にも高まる期待に答えてくれる大軍勢操作RPG。大軍勢を操作するのがすっごく気持ちいいのです！
異世界に来た主人公はいきなり織田信長との戦いに駆り出されます。ちなみに敵にも味方にもなる武将たちもみんなが知っているような人物ばかりです。歴史上の人物（織田信長や始皇帝）から童話の主人公（赤ずきんや白雪姫）までよりどりみどり。さあさっそく戦いに行きましょう！
◆軍勢配置は簡単！ そして気持ちいい！
このゲームにおける戦闘は軍勢を配置し、敵を倒しながら進軍させ、敵を全滅させてゴールまでたどりつくか、ボスを倒したら勝利です。逆に敵に攻め込まれ、自分自身である国王のHPが0になったり、制限時間内にクリアできなかったり、人口（※後述）が0になると敗北してしまいます。
「軍勢の配置って結構めんどくさいんじゃないの～？」と思いきや、右側にある武将キャラクターアイコンをタップしたあとに、配置したい場所をタップするだけという簡単操作です。一度にいくつもの軍勢を配置したいなら、配置したい場所をスワイプしましょう。するとスワイプしたところに連なるように軍勢が配置されるというわけです。ね、簡単でしょ？ だだーっと配置される様子は圧巻です。ちなみに敵陣（赤いラインの向こう側）には配置できないので注意してくださいね。またタップorスワイプのあと、画面を長押ししたままだと軍勢がパワーアップします。早く出陣させるか、パワーアップさせるかは悩ましいところです。
軍勢を率いる武将には、攻撃手段となる兵種と属性が設定されています。兵種は剣兵、騎兵、弓兵、魔法兵、銃兵、爆弾、兵器の7種類。剣兵は数で圧倒、騎兵はスピード重視など特徴が設定されています。そして属性は火、水、木、光、闇の5種類。それぞれ水は火に強く、木に弱いなどの相性があります。
◆システムのポイントを握るのは人口！ 軍勢も国もプレイ回数もすべて人口にかかっている！
この『無限∞ナイツ』ですが、イベントをクリアする度に消費する“スタミナ”的なものはありません。その代わりにあるのが“人口”です。主人公は異世界で敵と戦うと同時に、国王となり国を成長させていかねばならないのですが、戦いに勝利してレベルが上がれば人口は増えていきます。戦闘で操るのは大軍勢ですから、構成する人も多く必要ってわけですね。必要人口はステージによって異なります。人口が足りないとステージをプレイすることはできません。
さらに戦闘中も人口は重要な要素です。画面の下には出撃ゲージがあり、このゲージの回復には人口が必要……つまり人口を消費すればさらなる軍勢を出撃させられるというわけです。ただし逆に、人口を少なく使って温存することも可能です。
もし戦闘中に消費した人口が、ステージの必要人口より少なければ、余った分の人口は戻ってきます。「無事生還！」といったところでしょうか。敗北してしまえば、減った人口は当然戻ってきません……。
◆武器製造やガーディアン生成などやることがいっぱい！
ほかにも敵が落とした素材を元に武器を製造したり、対戦モードで防衛するためのガーディアンを生み出したりとやることはたくさんあります。どちらもレベルの高いものを生成するには、それぞれ兵舎と防衛施設をゴールドを払ってレベルアップさせなければならないので、本当にやることいっぱいです。もちろん武将たちを合成してレベルアップし、ランクアップさせるというシステムもありますから、かなりやりこみが楽しめるゲームと言えましょう。
個人的な感想ですが、結局のところ、どんなやりこみ要素よりも「スワイプして軍勢をいっぱい配置するのが気持ちいい！」に『無限∞ナイツ』の魅力が一番詰まっている気がします。
最後にもうひとつ。音楽も結構いいかんじ～と思ったら、柴咲コウさんに楽曲を提供したり、ももいろクローバーZのコンサートオープニング音楽などを手がけたりした作曲家のTeddyLoidさんが担当しているんですね。音楽にもぜひ注目して遊んでください！
