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【レビュー】シューティングとディフェンスのいいとこ取り! 『オオカミ姫』で迫りくる敵たちを撃ちまくれ!!

◆世界を危機から守るためワガママ可愛い姫さまと大冒険!

タイトル画面

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 ことあるごとに世界滅亡の危機を叫ぶため、周囲からウソつき呼ばわりされている通称“オオカミ姫”。そんな姫さまを護衛する近衛騎士の団長となり、アチコチ引っ張りまわされながら、モンスターたちから姫を守りぬくというストーリー。
 団長たるプレイヤーは姫さまを守る騎士団を結成し、迫りくる敵を撃つシューティング&ディフェンスRPGだ。ストーリークエストバトルを攻略しながら物語を進展させ、騎士団のメンバーを成長させていくのが基本的なゲームの流れとなる。

 バトルは、前から迫ってくる敵を迎え撃つディフェンスゲーム。前衛を担う「ナイツ」が防御と攻撃、後衛を担う「スレイヤー」が射撃を行う。敵を姫さまの元までたどり着かせず、全滅させればクリア。普通のディフェンスゲームと違い、シューティングゲームのようにスレイヤーの射撃で敵を倒していくのは楽しい!


▲姫さまと一緒にアチコチを冒険しながら、姫さまのムチャ振りに応えるのが団長の使命。ゲームを進めるうちに姫さまのワガママが少しずつ可愛く見えてくる……かも!?

▲徐々に前に迫ってくる敵を射撃で倒していく感覚は、昔懐かしいインベーダーゲームを彷彿させる。

◆独自の騎士団を結成し、姫さまを守りぬく盾となれ!

 騎士団は、ディフェンス役を担当する「ナイツ」、射撃を行う「スレイヤー」、姫を守る最終防衛線の「リーダー」、そして「姫さま」の4ポジションで構成される。姫さまは固定なので、それ以外のポジションを自由に入れ替えて、自分だけの騎士団を編成しよう。


▲姫さまもスキルを使って援護を行う。ゲーム開始時は回復スキルを使う姫さまだが、装備を変更すると使える姫スキルも変化。攻撃スキルも使えるようになる。

▲新たなユニットを手に入れたいならガチャに挑戦。「レアガチャ」「コインガチャ」「ノーマルガチャ」などが用意されており、ガチャを回すための必要アイテムが異なる。

 メインの攻撃を担うのはスレイヤーだ。画面一番下の左から右をグルグルとループするように移動し、スレイヤーをタップすると射撃を行う。スレイヤーはしばらく射撃をしないで放置しておくと、魔法陣が光り輝きだしチャージ状態に。この時に射撃を行うと、通常の射撃よりも威力がアップする。スレイヤーごとの射撃方法は「直線」「拡散」「爆発」「貫通」「追尾」「回復」などさまざまなタイプがある。それぞれのタイプによって射程距離や特徴が異なるので、自分のプレイスタイルに合うスレイヤーを見つけるのも重要だ。

 ナイツは前衛に立ち、敵の攻撃を受けながら騎士団を支える役割を担う。ナイツ自身も攻撃範囲に入った敵に自動攻撃を行うので、戦力としても期待できる。
 リーダーは姫さまの眼前を守り、最後の障壁となる存在。このポジションのユニットは必殺技が使用可能なので、できるかぎり必殺技を持つユニットを配置したい。必殺技には広範囲攻撃のものが多いので、火力の面でかなり頼りになる。
 そして姫さまは「姫スキル」と呼ばれるスキルが使用できる。回復スキルや攻撃スキルなど、身につけた装備によって姫スキルは変化。挑むクエストバトルの傾向に合わせて、装備をチェンジするのもひとつの手だ。


▲スレイヤーたちを引いている馬をタップするとその場で一時停止する。狙いを定めて射撃をしたい時は活用しよう。

▲姫さまが倒されてしまうとゲームオーバー。ナイツがやられて防衛ラインにほころびができたら、敵の侵入を許さないようにスレイヤーで集中攻撃しよう。

▲リーダーの必殺技は、スレイヤーが射撃を一定回数行うと使用可能に。頻繁に使えるワケではないので、使用するタイミングを見図ろう!

◆「ハコニワ」をレベルアップさせていろんな素材をゲット!

 “ハコニワ”とは、自軍の施設を発展させていく、いわゆる箱庭型のコンテンツのこと。「カフェ」「ファクトリー」「ファーム」といった施設からは、一定の時間ごとにプレイヤー経験値や強化素材、コインなどが得られる。これらの施設は「ハコニワ資材」を使って強化でき、レベルアップすると、もらえるアイテムやコインが増加。コツコツ資材を集めて、こまめにレベルアップさせていくことが重要だ。
 また、このハコニワのマップ内には姫装備の製作を行う「錬成」や姫装備を保管する「倉庫」などの施設もある。


▲ハコニワによる収入や獲得経験値はかなり大きい。とくにコインは不足しがちなので、採取できる時間がきたら、きっちり回収しておくこと。

▲お城ではギルドの情報が確認できるほか、強化すると兵団コストの上限がアップするなどの恩恵が得られる。

 姫さまと団長の軽快な掛け合いは一見の価値アリ。ストーリー見たさで、つい先に進めたくなる魅力がある。バトルはシューティング要素がやや強めのディフェンスゲームといった感じ。各ステージの長さがちょうど良く攻略のテンポが良いので、シンプルなゲーム性にも関わらず中毒性が高い。普通のディフェンスゲームではちょっと物足りないという人にはおすすめのタイトルだ。
 なおギルドは用意されているが、現状はソロプレイが中心。今後のアップデートでギルドバトルの実装が予定されているので、どのようなコンテンツになるのか楽しみだ。


▲登場キャラクターたちは個性的なキャラばかりで、思わずユニットとして使ってみたくなる不思議な魅力がある。

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