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【闘会議2016】「自作ゲームエリア」、「デジゲー博SPECIAL in 闘会議2016」をレポート! 自作ゲームの歴史を遊んで体感。貴重なあの作品も……。

 「闘会議2016」は個人や小規模チームが作ったゲームも楽しめる。「自作ゲームエリア」ではその歴史の年表やプレイスペースがあり、ゲームファンの知的好奇心を刺激していた。
 今会場では通常は秋葉原などで定期開催されている自作ゲーム展示・販売イベント 「デジゲー博」も同時開催。
 両ブースのアツイ盛り上がりをレポートする。

闘会議2016
▲自作ゲームエリア

★闘会議2016関連記事まとめはこちら≫http://otakuindustry.biz/archives/2664

■有名自作ゲームがプレイ可能! 自作ゲームエリア

 自作ゲームエリアも企業ブースに負けないアツさで、人気作には行列ができることも。壁一面の年表には目を奪われる。

<自作ゲーム大年表>


▲自作ゲームの歴史をまとめた大年表。圧巻の大きさに、自作ゲーム史の重さを感じる。

 「自作ゲーム大年表」は往年の名作ゲームから、今遊ばれている自作ゲームまで、その歴史が15メートルもの巨大な年表にまとめられている。
 昨年度からアップデートされている部分もあるので、前回見た人も改めてチェックしてほしい。

<自作ゲームプレイコーナ>

 自作ゲーム史の中でも特に重要とされる作品を実際に遊ぶことができる。今では目にするのが難しい年代物もあり、貴重な体験に来場者たちは目を輝かせていた。
 展示タイトルは以下のとおり。

平安京エイリアン【TK-80】
SPACEMOUSE
ドアドア【PC-8801】
superdepth【PC-9801UV】
超連射68k【X68000】
コープスパーティ【PC-9801】
ラブマッチテニス【PC-6001】
東方旧作【PC-9801】
NATTOU SHOOTER(自作ゲームフェス2016セレクション)
シルフェイド幻想譚
ひぐらしのなく頃に
LA-MULANA(オリジナル版)
Downwell
洞窟物語
幻走スカイドリフト
I am Bread
獄都事変
Papers,Please
青鬼
ふしぎの城のヘレン
魔女の家
ファラオリバース
ACE OF SEAFOOD
虚白の夢
マヂヤミ彼女
インフレクエスト2
hero and daughter
ツクールMV
ツクールMMO
殺戮の天使


▲貴重な作品『ドアドア【PC-8801】』を発見! ブラウン管モニターの厚みも懐かしい……。

▲根強いファンの多い『ひぐらしのなく頃に』。

▲ゲーム制作ソフト『RPGツクールMV』にも触れられる。誰でも簡単にRPGが作れると長年人気のシリーズだ。

<このブースの関連生放送・動画>

・自作ゲームエリア定点放送@闘会議2016
1月30日(土) 11:00 ~
http://live.nicovideo.jp/watch/lv249453713

・自作ゲーム 実況ストリート@闘会議2016
1月31日(日) 11:00 ~
http://live.nicovideo.jp/watch/lv248977129

・ポリポリクラブ出張版「ゲーム作り快感の瞬間!うぅ」in自作ゲームエリア@闘会議2016
1月31日(日) 14:00 ~
http://live.nicovideo.jp/watch/lv249454179

■掘り出し物にも出会える! デジゲー博

 自作ゲーム展示・販売イベント「デジゲー博」が闘会議2016と特別併催。個人や小規模チームが作ったこだわりの作品が並ぶ。

<同人・インディーズゲーム展示・販売>


▲ブース全体の様子。

 デジゲー博と自作ゲームエリアの違いは、作品の制作者や関係者(または販売を手伝っている人)が直接展示・販売していること。作品の感想を伝えるなどのコミュニケーションができる。
 ドット絵のゲームが多めの印象だが、「これ、本当に自作!?」と驚くほど精細な3Dゲームもある。
 プラットフォームについては自作しやすいPC向けが中心かと予想していたが、スマートフォンゲームも多く見られた(1日目だけでも10点以上)。自作ゲーム界も今後スマートフォンゲームが増えていくのかもしれない。


▲GAME NA KIBUNさんのドット絵脱出ゲームは、ものを調べることで認知力を高めるという斬新なシステム。最初は簡素だったグラフィックが、調査を進めると精細になっていく。オリジナリティあるアイディアも自作ゲームの魅力だ。

▲大画面で迫力の空中戦闘が見られるProject ICKXさんのブース。

▲一見2D風の美少女だが、3Dのような立体感となめらかな動きに驚く。(P&P さんのブース)

<家庭用機で遊べる同人・インディゲーム展示エリア>

 家庭用ゲーム機で遊べる自作ゲームを集中展示しているエリア。PCがなくてもプレイできるため、自作ゲームプレイ初心者にも敷居が低い。
 展示タイトル(予定)は以下のとおり。

クロワルール・シグマ
幻想の輪舞
ダブルフォーカス -文と椛の弾丸取材紀行- PlayStation(R)Vita Edition
東方紅輝心
東方蒼神縁起V
TorqueL
不思議の幻想郷 THE TOWER OF DESIRE
Bot!
魔神少女 Chronicle 2D Act
魔神少女エピソード2 願いへの対価
巫剣神威控

<死にゲー博>

 頻繁に死んでしまう高難易度アクションゲーム、「死にゲー」。悔しい思いをしながらも少しずつ腕が上がるのが楽しいと、コアなファンも多いジャンルだ。
 そんな死にゲーをみんなで攻略しよう!というのがこの「死にゲー博」。笑ってしまうほど難しいゲームをプレイして、来場者たちは大いに盛り上がっていた。
 作者がやって来ることもあるため、運が良ければ一緒にプレイしたり、感想を話したりできるかも……?

▲高難易度ゲームのプレイを来場者たちが見守る。ゲームオーバーの悔しさも、みんな一緒だと笑いに変わる。

<このブースの関連生放送・動画>
・萎えラジ 幕張で2日間やったっていいじゃないスペシャル
1月30日(土)、31日(日) 各12:00~14:00
http://com.nicovideo.jp/community/co3135490

★闘会議2016関連記事まとめはこちら≫http://otakuindustry.biz/archives/2664
★闘会議公式サイトはこちら≫http://tokaigi.jp/2016/

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