◆3月の『Ingress』ニュース/Ver1.95.1にバージョンアップ。建物データ反映も
★Smaller Iconsが正式対応
設定画面からボタンサイズが変更可能になりました。このアップデートで、端末の画面サイズや自身の使いやすさに合わせてボタンのサイズが選べるようになりました。
▲設定の一番下にメニューが追加されました。
▲普通サイズ。スマホの解像度によっては文字が画面から見切れることがあります。
▲小さいサイズ。大きめのスマホやタブレットでは小さくなりすぎる気がします。
★マップに建物データが反映される
薄いグレーで建物の形が見えるようになりました。この変更で、場所の把握が容易になりました。3月16日時点では、android版のみの対応のようです。
▲ポータルなどの所在地が敷地内かどうかが、わかりやすくなったと思います。
★ミッションデーメダルが仕様変更される
これまで単一のメダルだったミッションデーメダルが、参加回数によって変化するメダルとなります。1回でブロンズ、3回でシルバー、6回でゴールド、10回でプラチナ、20回でオニキスです。
さすがに20回ミッションデーに参加するのはかなり大変だと思います。ミッションデーの参加カウントはXMアノマリーと同じく、Google+の公式イベントページで参加登録し、現地での受付で確認してのカウントだと思われます。
▲君津ミッションデーでボランディアスタッフとして、横須賀ミッションデーでは一般として参加したのでカウントが2でした。
ただし、現在参加数のカウントに不具合があったようで、3月14日現在、いちど元に戻されています。修正後に反映される見込みです。
★世界初の全6重CFが作られる
通常の多重コントロール・フィールド(以下CF)では、CFの内側に2重や3重の場所があります。これに対して「全多重CF」と呼ばれる多重CFがあります。これはどこを見ても同じ濃さのCFとなっている多重CFのことです。一番外側のCFから見て、内部のポータルをすべてCF構築に使うものを「完全多重」と呼んでいるようです。
yusin0919氏による完全4重に関する投稿(Google+)
https://plus.google.com/+yusin0919k/posts/J5X6XipQjrZ
Motoi Watanabe氏による完全3重CF
https://plus.google.com/114809435662086537291/posts/B9s7jBQJncn
そんな中、先日東京は銀座にて世界初となる全6重のCFが作られました。
同じくyusin 0919氏による全6重の様子
https://plus.google.com/+yusin0919k/posts/EnWC1WuVbEb
どこをみてもCFで囲われているところは6重となっています。構築のアニメーションを見てもわかりますが、単純にCFを作るだけでは絶対に作れず、緻密な計画とそれを支えるエージェントの力量が試されます。
ここまででなくても4重までなら個人でも作れますので、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
◆『GAME ON』でプチアノマリーを体験
2016年3月2日から5月30日まで、お台場の日本科学未来館にて、ビデオゲームをテーマにした企画展「GAME ON」が開催されています。
こちらは『コンピュータースペース』や『ポン』といったコンピュータゲーム創世記のゲームからプレイステーションVRといった最新鋭のゲームまで一堂に会して、大半のゲームが遊べる展示会です。
こちらの展示の「STAGE 8 みんなでプレイ」において、『Ingress』が紹介されているので遊びに行ってきました。
▲日本科学未来館。東京お台場・船の科学館のすぐ近くにあります。最寄り駅はゆりかもめ線ならテレコムセンター、りんかい線なら東京テレポート駅。土日は総武線錦糸町駅から急05日本未来科学館行に乗ると、バスで乗り付けることができます。
▲『ミサイルコマンド(ATARI 1980)』。まさか今実機でプレイできるとは思いませんでした。ほかにも『マーブルマッドネス』や『ランパート(トラックボール版!)』といった貴重なゲームが遊べます。
▲過去の家庭用ゲーム機の展示。日本国内ハードだけではなく海外のハードの展示もあり、一部は実際に遊ぶことができます。
順路を進んでいくと、「STAGE 8 みんなでプレイ」コーナーに『Ingress』の展示がありました。
▲日本科学未来館、周辺9個のポータルのリアルタイムの様子とお台場周辺のIntelmapが表示されていました。
▲せっかくなのでスキャナーと表示を比べてみました
▲周辺のフィールドの様子。プチアノマリーとして、周辺9個のポータルにXMアノマリーと同じく、ストラテジックマーカーがついています。
アノマリーと同じく、各時40分までの何処かのタイミングで計測され毎時00分に結果がでるとのことで14時ごろから周辺のポータルを確保してCFを作ったりしていたのですが、15時の結果発表は現地で見ることはできませんでした。上のIntel Mapが画面のリフレッシュ待ちのままになっていたので、もしかしたらこちらに表示されるものだったのかもしれません。
▲ちなみにIntel Mapのアカウントは「Miraikan」でレジスタンスでした。
……というわけで、プチアノマリーを体験するには両陣営十分な人数がいないとちょっと難しいかもしれません。また建物内からは2つくらいしかポータルがエリアに入りませんが、再入場は可能でしたのでポータル全部を確保するには一旦外に出る必要があります。
ただ、ほかの展示も珍しく、貴重なものも多く、『Ingress』以外でも十分楽しめるイベントだと思います。
◆Obsidian DAY 2へ向けて
2月27日に行なわれたObsidian DAY 1の結果、浜松はエンライテンドがダブルスコアで圧勝しましたが、世界全体もエンライテンドが15974点対10182点でレジスタンスを圧倒しています。
結果がわかりやすいFevGamesのデータ
エンライテンドのスコア、15974点のうちほぼ半分である7482点を浜松で稼ぎ出しています。今回のアノマリーは前回のAbaddonと違い総得点制となっているので、エンライテンドとしてはこのリードをいかに保ち続けることができるかに懸かっています。
そこで次回、4月2日のDAY 2ですが、プライマリーが3か所、サテライトが合計5か所となります(下記)。
プライマリー:香港(フラッシュシャード戦)
サテライト:コロンボ(スリランカ、クラスター戦)
プライマリー:ウィーン(オーストリア、フラッシュシャード戦)
サテライト:コペンハーゲン(デンマーク、クラスター戦)
プライマリー:オーランド(アメリカ・フロリダ州、フラッシュシャード戦)
サテライト:サンアントニオ(アメリカ・テキサス州、クラスター戦)
サテライト:タスカン(アメリカ・アリゾナ州、クラスター戦)
サテライト:メキシコシティー(メキシコ、クラスター戦)
また各開催地でのルールが発表されました。
……ということで、プライマリーはすべてフラッシュシャード戦、サテライトがすべてクラスター戦となる見込みです。
フラッシュシャード戦ですが、浜松で実施されたものから一部ルールが変更されて、1回分シャードの発生が増えています。
エンライテンド側はプライマリーの3か所のうち2か所を抑え込めればほぼ勝利、逆にレジスタンスはプライマリー3か所+クラスター戦での高得点が要求されそうです。
日本からも多数の参加が見込まれる香港がフラッシュシャード戦となりました。土地勘のない日本人エージェントはシャードのゴールとなるポータルに張り付いてポータルを確保するか、相手陣営のゴールに張り付いてひたすら邪魔をするのが一番手堅い戦略じゃないかなと思います。