監修・原案：「ゲーム部！」実行委員会
まんが：森宮鈴
コラム「ゲーム業界に行こう！」：作品・プログラマー編
今回はプログラマーの応募作品についてです。
プログラマーとしての応募の際に、注意すべき点などをまとめてみました。
・作品はゲーム、もしくはそれ以外のプログラムソース
プログラマーに応募しようと思ったら、なにかしらのプログラム作品が必要になります。やはり、ゲーム作品を応募してくる事が多いのかなと思います。専門学校だと、ゲームの制作実習がある場合も多いので、それで大丈夫かと思います。
もし、ゲーム作品がない場合も、自ら手掛けた別のプログラム作品があれば応募ができる場合もあります。そこは企業によって異なりますので確認をしてくださいね。
それらを一式、DVD等のメディアに入れて、応募書類に添えて応募します。
・作品が企業側のＰＣで動かない場合もある
プログラムの作品の場合、プログラムソースが起動できない・正常動作しないケースが必ずあります。
原因は色々考えられますが、ＰＣ環境が異なる事が１つ原因として考えられます。
学校や自宅での環境で動いていても、企業側のＰＣでは動かないということは十分あり得ます。
提出前に動作チェックをするのはもちろんですが、ＰＣ環境が異なる可能性も想定してください。
必要なプラグインについて説明を記載するなどの配慮、また、実行結果の動画などを入れておくとよいと思います。
・ゲームはプレイ動画などを用意
せっかくゲームの作品を送っても、企業側が隅々まで遊ぶ事は難しいと思います。そうなると、せっかく頑張った部分が見て貰えないと言う事もあり得ます。
企業側の環境によって、正常に動かない場合のための対策と同時に、作品の魅力を伝えるための動画を用意しましょう。
・チーム制作の場合は担当箇所を明記
学校でゲーム制作をやっている方も増え、複数名で作った作品を応募するケースもあると思います。その場合は自分の担当箇所を明記してください。それと同時に、どれが自分の書いたソースなのかもわかるようにしておいてください。
また、学校やネット上でソースが配布されていて、それらを使って開発をしている場合もあると思います。
そのような場合、どこまで応募者自身で書いたソースなのかを明記しましょう。
・コメント等がきちんと書かれているか？
ゲーム開発においては、ソースを他のプログラマーがチェックしたり、手を入れる事があります。ですので、プログラム的なスキルはもちろんですが、ソースに適切にコメントを書いているか等、誰かと一緒に仕事をする事を意識しているかも、大事な評価のポイントです。
いかがでしたでしょうか。
職種に限らず、第三者に対する配慮があるかないかは重要なポイントです。
そこを意識して応募作品を用意してくださいね。
By かもちゃん先生 @gamebu_info
※このコーナーではゲーム制作におけるお悩みを募集しています。
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【今回の登場人物】
◆かねこ：「ゲーム部！」リードプランナー。本作主人公。性格は明るく活発で、負けん気が強い。楽しそうな事にノリでとびつくが飽きっぽい。ゲーム作りの魅力に目覚めてきた感じ。が、やはりノリが軽い…。好きなカップラーメンは「カップヌードル」。
◆ゆってぃ：「ゲーム部！」プランナー？ 「かねこ」の事を慕っていて、いつもついて回っている。「かねこ」の行き先には必ず「ゆってぃ」あり。どこでもいっしょ、トイレもいっしょ。最近、少しではあるが自立してきたという噂。「ゲーム部！」のマスコット的立ち位置。好きなカップラーメンは「チキンラーメンどんぶり」。
◆ぐっちゃん：「ゲーム部！」リードプログラマー。数学の成績が学年トップの美少女。彼女に憧れる男子学生は多いが、容赦なく手厳しいセリフを浴びせるため、なかなか話しかける男子はいない。クールなようで、実は友情に熱い一面も。好きなカップラーメンは「カップヌードル・チリトマト」。
◆雄大：「ゲーム部！」プログラマー。幼なじみである「ぐっちゃん」にくっついて、情報学科に入学したものの、プログラムの成績はあんまりよろしくない。おおらかな性格のためか、プログラムも大ざっぱという噂。よくしゃべり、場を盛り上げるのが得意。好きなカップラーメンは「スーパーカップ・豚キムチ」。
◆将軍：「ゲーム部！」プログラマー。幼なじみである「雄大」にくっついて、情報学科に入学。人間より動物としゃべるのが得意。普段はあまりしゃべらないが、突如、動物の鳴きまねなどをして周囲を驚かせることがある。今回、新たな才能が発見された。まだまだ他にも秘めた能力がありそう。好きなカップラーメンは「チャルメラカップ・塩」。
◆アッキー：「ゲーム部！」デザイナー。ホストとよく間違われるが、こう見えて美術部員。「みんなのアイドル☆アッキー」を自称していて、イタい奴だと思われている。打たれ弱い。一時期、絵の腕前をけなされて、ゲーム部に顔を出してなかった。復活は果たしたが、それがいつまで持続するかが気になるところ…。最近はすっかりモブ化している。好きなカップラーメンは「カップヌードル・シーフード」。
◆かもちゃん先生：「ゲーム部！」顧問。担当科目は現国。着任早々「ゲーム部！」を立ち上げ、生徒にゲームを作らせようとするなど、かなり強引。元々ゲームプランナー。最近あまり登場しないが、影で生徒を見守っているに違いない。好きなカップラーメンは「もちもちの木・味噌拉麺」。
（Ｃ）森宮鈴／「ゲーム部！」実行委員会
※この物語はフィクションなので、実在の学校・人物とは一切関係ありません。