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秦佐和子の「ゲームがなくちゃはじまらないっ!」【第1回】『白猫プロジェクト』面白すぎてなかなか止め時が見つけられない私は、嬉しい悲鳴をあげるのです

 TAPPLIをご覧の皆さん初めまして!
 マウスプロモーション所属の声優の秦佐和子です。
 縁あって5月からTAPPLIで連載させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。ゲームについての連載ということで、まずは簡単に私とゲームについてお話させていただきますね。

 私がゲームを始めたのは兄の影響で、小学校低学年の頃には、左手は「WASD」、小指はShiftキー、親指はスペースキーと叩き込まれました。『ぷよぷよ』などの可愛らしいゲームもよく遊びましたが、やはり兄と一緒にプレイする『DOOM』や『StarCraft』、『ダンジョンキーパー』が印象に残っています。

 そんなゲームを私としていた兄ですが、据え置きゲームはあまりやらない人で、我が家では据え置き機は引き出しの奥にしまっていたので(起動しているところを見たことがないファミコンがあったことは知っているのですが、当時私の友人が持っていたスーパーファミコンは我が家にはなく)、私はよく友人の家で遊ばせてもらっていました。
 友人の家で1日何時間と遊ばせて頂いてはいましたが、やはり我が家でも遊びたいなと思った私は、小学校低学年の年明け、親戚からもらったお年玉をはたいて遂に「NINTENDO64」を購入したのです。一緒に買ったゲームソフトは『ワンダープロジェクト J2』でした。このソフトにした理由は、単純にかわいい女の子がパッケージに描いてあったというだけなのですが、名作で非常に有名だったらしく、幼い自分の嗅覚に今さらながらよくやったと言いたいところですね。

 初めて自分で買ったゲームがそんな素晴らしい作品だったこともあり、それから私は毎年お年玉をもらう度にゲームにつぎ込んでいくという子供時代を送ります。その後も幾度も素晴らしい作品に出会うのですが、そのこともまたいつかお話できればと思います。

 少し時代は飛んで、大人になった私は相変わらずゲームを遊んでいましたが、そのほとんどはPSPやPS3などのコンシューマーゲームでした。世間ではゲームアプリというものの名前を頻繁に聞くようになっていましたが、私はスマホデビューが少し遅く(お仕事では使っていたのですが、私用ではほとんど使わなかった)、スマホを持つようになってからも、音楽を聴いたりインターネットをしたりするくらいで、なんとなく、ゲームをスマホで遊ぶという習慣がなかったのです。

 しかし仕事柄、ゲームアプリに触れることも多くなっていき、その最初の頃に出会ったのが今回ご紹介させて頂きます『白猫プロジェクト(以下、『白猫』)』です。

◆面白すぎてなかなか止め時が見つけられない私は、嬉しい悲鳴をあげるのです

 初めて『白猫』をプレイした時は驚きました
 スマホでこんなにクオリティが高く、自由度が高いゲームができるのかと。
 私が思うスマホや携帯電話のゲームは、延々と「決定」をタイミングよく押すイメージでしたので……。なので、最初は操作方法やシステムがよくわからずにいたのですが、なんとなく感覚で操作してもちゃんと攻略することができました。

 ちなみにチュートリアルでも操作方法は説明してくれるのですが、私はどうもそれをちゃんと読まないがあって(汗)、私は操作方法が分からなかっただけなので、普通に順を追って遊べば全く問題ないかと思います。

 そんな感じで最初の頃こそ、画面を乱雑にこすり、連打していた私ですが、少しずつフリックで回避したり、強化を覚えてテクニカルに遊べるようになり、その頃から一層面白く感じてのめり込むようになりました。
 『白猫』に精通している方々に聞くと、どうやらタウンの作り方などはまだまだなようで、「こんなに金鉱を置かなくていいよ」と皆に言われますし、どんどん貯まっていくお金に、確かにもう不要だなとは思うのですが、まだなんとなく撤去できずに至り、『白猫』を極めるまではだいぶかかりそうではあるのですが。

 あと! 『白猫』はストーリーもしっかりしていて、チャット形式でお話が進んでいくのですが、なんとボイス入りで素晴らしいお声を聴くことができるのです。眼福ならぬ耳福です。章ごとに個性的なキャラクターが登場して、普段はついついストーリーをスキップしがちな私なのですが、『白猫』はじっくり読み込んでしまいますね。

 他にも『白猫』は協力プレイもでき、難しいクエストにも誰かと一緒に行ったりしてクリアしやすいようになっています。ネットの中でさえコミュ障を発動しがちな私は実はマルチプレイなるものが苦手。なので、『白猫』でもなかなか、協力プレイに踏み切れなかったのですが、協力プレイで初めての人と遊ぶとジュエルがプレゼントされるキャンペーンをやっておりまして、まんまと策にはまり協力プレイをしてみたわけです。

 クエストに合ったキャラじゃなかったり、カンストしてなかったらキックされるんじゃないか、煽られるんじゃないか、晒されるのではないか……、と怯えていた私でしたが、『白猫』はスタミナ消費もなく負けたからといってペナルティもなく、しかも皆さんかなりお強い方が多くて、まだまだヘボヘボな私でも一生懸命プレイさえしていれば、あまり「こんなレベルじゃ迷惑になっちゃうかも……」と思わず、参加しやすいのが非常にありがたかったです。

 もちろんまだまだ力不足で行けないクエストもあるのですが、皆さんと協力プレイをしながら、立ち回りを勉強できたり、奥深いゲームですね。人気ゲームということもあってプレイしている方がとても多いので、『白猫』をやっているということで、あまり話したことがない方とも話が弾んだり……『白猫』は偉大です

 ただ、問題なのは先にも書いた通りスタミナ消費がないので、いつまでも遊べてしまうこと! しかも面白すぎてなかなか止め時が見つけられない私は、嬉しい悲鳴をあげるのです。

 皆さまお付き合いありがとうございました!
 また次回もどうぞよろしくお願いします。
 秦佐和子

©2014-2016 COLOPL, Inc.

この記事を書いた人

秦佐和子
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